ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)の「あの部分が傷だらけ」に→あの対策が必要か?インテリアや予防安全装備の不満点なども見ていこう
(続き)ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)の不満に思っているポイントとは?
引き続き、ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)についてインプレッション内容をまとめていきましょう。
相変らずN-BOXのオートハイビームの精度は低い
続いては、N-BOXのオートハイビームについて。
オートハイビームは、夜間などの暗い道をロービームで走行中、システムが前方の状況を検知する機能。
街灯などがなくて暗い場合、見やすいように自動でハイビームに切り替えて、先行車や対向車を検知するとロービームに切り替えるというもの。
ちなみにこのオートハイビームは、30km/h以上で走行中に作動する仕組みになっていて、ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があるため、必要に応じて手動で切り替え操作を行う必要があるわけですが、ハイビームとロービームの切り替え精度があまりにも低いために、対向車線から車が来てもハイビームをキープしたままになることが多いんですね。
強制的にハイビームからロービームに切り替える方法は?
そのため、反対車線の車両からパッシングされることもあれば、クラクションを鳴らされることも少なくないため、もしもハイビームを継続するようなシーンがあれば、その都度ヘッドライトセレクターレバーをAUTO → ロービームに切り替えることで、強制的にハイビームにしないように意識しています。
これはN-BOXだけに限らず、私が現在所有しているWR-Vやアダプティブドライビングビーム[ADB]を搭載するフリード (New FREED)、そして過去に所有していた現行ステップワゴン (New STEPWG)やZR-Vでも同様でした。
USBポートのバックライトが点灯しないため、夜間時は使いづらい
続いては、インパネにあるUSBポートについて。
これも前回からお伝えしている通りで、USB Type-A/USB Type-Cともに、ポートのバックライトが点灯しない仕様になっているため、夜間時だと「どこにUSBポートがあるのか?」が全くわからないんですね。
せめてダウンライトで上手く照らすなどの工夫があっても良いのでは?と思ったりもしますが、N-BOXのインテリアイルミは極めて小規模で明るくもないので、実用性を考えるとそこまで高くないのが正直なところ。
上の画像でもお分かりの通り、助手席アッパートレイにあるアンビエントライトも、トレイ全域を照らすものではなく、あくまでも助手席側のドリンクホルダー付近を照らすことがメインになっているため、絶妙な領域でUSBポートを照らしてくれないんですね(色んな意味でホンダはこうなることを計算していた?)。
もし可能であれば、ZR-Vやシビック (New Civic, FL)のように、USBポートにバックライトが点灯する仕様になると、夜間時でも挿し込みしやすく使い勝手も満足度も向上すると思いますし、「N-BOXブランドだから売れるだろう」という理由で、やっつけ感満載のインテリアで片づけることだけはやめてほしい所です。
1ページ目:ホンダ新型N-BOXが納車されて1年以上経過しての「アウタードアハンドル周りの爪傷」はどれだけついている?