【価格は439.9万円!】発売から僅か2か月で受注停止したマイチェン版・ホンダ新型シビックRS「2026年モデル」の価格帯が判明!改良・変更一切なしで「20万円アップ」
まさかこんなにも早く年次改良型・シビックRSの価格帯が判明するとは…
2024年9月に発売されて僅か2か月で受注停止となった、ホンダのマイナーチェンジ版・新型シビックRS (Honda New Civic RS, FL1)。
ガソリンモデルのシビックLX/EXではCVTのみのラインナップで、6速MTを搭載するのはシビックRSとシビックタイプR (New Civic Type R, FL5)の2種類のみとなります。
そんなシビックRSですが、早くも年次改良型(2026年モデル)の価格帯が判明したので、見積もり内容も含めて紹介していきたいと思います。
何と現行モデルから更に20万円アップに!
こちらが2024年12月下旬時点で受注停止になっている新型シビックRS。
現行モデル(MY25)の車両本体価格は4,198,700円(税込み)でしたが、何と年次改良型のMY26モデルの車両本体価格は+200,200円アップとなる4,398,900円(税込み)での販売となります。
ちなみに年次改良モデルでは、特にこれといった改良・変更などは無く、ボディカラーもこれまでと変わらずの全5色、内装はブラックを基調としたレッドカラードステッチの1種類のみとなるため、材料費+物流費の高騰による車両本体価格の改定となることから、既に現行モデルが納車されている方や、これから納車待ちの方からすると「バーゲンプライス」だと思います。
シビックタイプR (FL5)との差額は約60万円に縮まる
あと、これは決して比較するものではないと思うのですが、あくまでもシリーズモデルとして参考までに。
2025年1月に発表される年次改良型のシビックタイプR (FL5)は、価格据え置きの4,997,300円(税込み)なのに対し、黒基調&材料費+物流費の高騰で価格改定される特別仕様車Racing Black Package(レーシング・ブラック・パッケージ)は5,998,300円(税込み)での販売となります。
当初シビックRSが発売されたときは「タイプRとの差額は約80万円(798,600円)しか変わらない」と言われていましたが、今回の値上げにより「タイプRとの差額は約60万円(598,400円)にまで縮小」されてしまうんですね。
そう考えると、私が当初思っていた通り「シビックRSもマイチェンされた直後に購入しておけば良かった」と思うときがくるわけで、「欲しいと思ったときが買い」といった考えや勢いがないと、”あのときの金額ではもう買えない”ことが今後も当たり前のように起きると思うんですね。
ましてや、中々数の出にくいニッチなスポーツカーともなれば、法規制が厳しかったり開発費を回収するために車両価格を引き上げざるを得ない状況になるでしょうから、時が経つにつれて「やっぱりシビックRSの約420万円はバーゲンプライスだった」と思うときが来ると考えています(すでに購入されている方や納車されている方は本当にラッキーだと思う)。
FL5は大量のバックオーダーを抱えたこともあって、価格を上げづらい状況になっていた?
そう考えると、FL5の価格設定は改めて異常と言いますか…昨今のスポーツカー市場で考えたら稀に見るバーゲンプライスであること、利益率を削ってでも可能な限り発売当初の価格でバックオーダー分を捌き切るという、ホンダの並々ならぬ意志が感じられるわけですが、これだけのバックオーダー分を抱えて居なかったら、今頃はRacing Black Package並みの値上げも避けられなかったのではないかと思います。