ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR (GT6)の不満!冬場の移動中「30分以上」経過しても後席が暖かくならない件…リアヒーターダクト稼働してる?
新型フリードの不満、それはリアヒーターダクトの効き目がほとんど感じられないこと
2024年6月に納車されて、もうすぐ半年が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。
走行距離も9,000kmを突破し、2024年末にかけて更に+1,000km近く走らせるため、おそらく年内には10,000kmを突破するものと予想されますが、この時期にフル活用しているのがエアコンとシートヒーター。
フリードの場合、シートヒーターはフロントのみで、リアエアコンはリアヒーターダクトで暖をとる仕組みになっていますが、後席のリアヒーターダクトの効き目が宜しくないのか、後部座席がほとんど暖かくならないことが明らかに。
本来であれば、最初の30分~1時間ほどでフロントだけでなく後部座席も暖かくなるはずだが…
フリードでの長距離移動が頻繁的になり、そろそろ利用頻度を抑えないと過走行気味になっている状況ですが、先日本モデルで片道200km以上の長距離移動を行っていたところ、走行開始から30分以上が経過しても後部座席がほとんど暖かくならなかったんですね。
そもそも後部座席用のリアヒーターダクトはどこにあるの?
念の為、フリードのリアヒーターダクトがどこに設けられいてるのかチェックしていきましょう。
こちらは運転席(右)側から見た後部座席。
運転席の下部が盛り上がり、ヒーターダクトらしきものは見つからず。
3列目から覗き込むようにフロア周りを見ていくと、リアヒーターダクトは確認できません。
三菱デリカのように、2列目シート下部のフロアに設けられている?・・・わけでは無さそう。
リアヒーターダクトはフロント助手席の下部に設けられている
リアヒーターダクトは、助手席側の下部に2本設けられていました。
他のグレードは検証できていないため何とも言えないのですが、私が所有するe:HEV CROSSTAR・3列6人乗り[2WD]では、リアヒーターダクトが助手席(左)側に設けられているものの、左側の後部座席に30分以上座って移動していても足もとから暖かい風が流れることはほとんど無かったため、特に外気温が低いときの走行の際はブランケットなどが必須になりそうです。
先日、大人2人・子供2人で夜間に片道200km以上の高速道路を中心とした長距離移動を行ったところ、28度設定でエアコンフルオート(風量もMAX)にしていたものの、片方の子供が助手席、もう片方の子供が左側の後部座席、そして私が右側の後部座席に座っていたのですが(運転は妻にお願いしていた)、後席の暖かさはお気持ち程度。
休憩がてら途中のサービスエリアにて、妻と私が運転を交代し、子供2人が助手席と左側後部座席を交代したのですが、後席に比べるとフロントは足元も上部も暖かい風がガンガンに効いていたそうです。
まさかリアヒーターダクトの効き目がここまで弱いとは想像もしておらず…2列目の後部座席でブランケットが必須ともなれば、3列目に座ったら更に寒いでしょうからね…
あとは3列7人乗り仕様や2列5人乗り仕様でも、後部座席が暖かくなるのかも気になるところですし、近日中に以下の動画のようにサーモカメラにてフロントとリアの室内の温度にどれだけの違いがあるのか検証できればと思います。
リアクーラーはあくまでも冷房もしくは送風のみで、暖かい風は流れない
ちなみに、3列シートモデルではリアクーラーが備わっているのですが、こちらはエアコンガスを気化させて車内の空気を冷やし、除湿する役割を果たすエバポレーターが備わっている関係で、暖かい風が流れないようになっています。
念の為、今回の中距離移動では28度設定のエアコン(AC)を流した上で、リアクーラーもON設定にし、風量としてはレベル3にしていましたが、約30分ほどリアクーラーをONにしていても「送風もしくは冷風」しか流れず、暖かい風は流れなかったので冬場の使用は控えた方が良さそうです。