マツダが2024年11月度の最新版となる生産・販売状況を発表!要ともいえるCX-5/CX-30が低迷で、MAZDA3や北米向けCX-50は好調のようだ
2024年11月は目立った動きが無かったマツダだが…
2024年12月25日、マツダ公式プレスリリースよりマツダの2024年11月の生産・販売状況の速報が公開されました。
2024年11月は、特に目立った新車・新型車は発表・発売されておらず、一部改良モデルとしてCX-5/CX-30/MAZDA3/MAZDA2の新グレード追加があったぐらいでしょうか。
一方で2024年12月は、CX-60の改良モデルや特別仕様車、NDロードスターの改良モデルと特別仕様車35周年記念車が発表されているため、これらのモデルを中心に受注増となる可能性はあるものの、生産・販売状況にどこまで反映されるかは不明です。
それでは早速、2024年11月度のマツダの生産・販売状況をチェックしていきましょう。
2024年11月の生産・販売状況
まずは、2024年11月度の生産・販売状況を確認していきましょう。
[国内生産]
2024年11月度:59,458台(前年比-19.2%)
2024年1月~11月度:687,080台(前年比-11.1%)[海外生産]
2024年11月度:41,020台(前年比+1.5%)
2024年1月~11月度:423,456台(前年比+11.8%)[グローバル生産]
2024年11月度:100,478台(前年比-11.9%)
2024年1月~11月度:1,110,536台(前年比-3.5%)
以上の通りとなります。
国内生産に関しては、相変わらず台数としては減少傾向にあり、前年比で-19.2%と更に右肩下がり。
この中でも主要モデルとなるCX-5は、前年同月比-36.3%減となる22,835台の生産となり、CX-30も前年同月比-12.0%減となる7,548台、一方でMAZDA3は、前年同月比+12.8%となる9,313台を記録しています。
一方で海外生産は好調で、前年同月比+1.5%増となり、その中でも主力モデルともいえるCX-50は前年同月比+27.9%増の9,778台、MAZDA2は前年同月比+11.0%増となる4,567台、そしてCX-30は前年同月比+1.7%増の12,977台となっています。
2024年11月の国内販売状況
続いては、2024年11月度の国内販売状況を確認していきましょう。
[乗用車]
2024年11月度:11,916台(前年比-3.2%)
2024年1月~11月度:121,783台(前年比-22.0%)[商用車]
2024年11月度:876台(前年比-3.8%)
2024年1月~11月度:9,421台(前年比-15.6%)
[登録車]
2024年11月度:9,791台(前年比-7.1%)
2024年1月~11月度:96,232台(前年比-28.1%)[軽自動車]
2024年11月度:3,001台(前年比+11.8%)
2024年1月~11月度:34,972台(前年比-+4.6%)[合計]
2024年11月度:12,792台(前年比-3.3%)
2024年1月~11月度:131,204台(前年比-21.5%)
以上の通りとなります。
国内販売としては、乗用車と商用車がそれぞれ減となり、前年同月実績を-3.3%下回る結果となっています。
またシェアにおいては、登録車が3.9%(前年同月差-0.2ポイント)で、軽自動車が2.1%(前年同月比+0.4ポイント)、そして総合計は3.3%(前年同月比+0.1ポイント)となっています。
その中でも、主要モデルで新世代CXシリーズのCX-80は2,225台、MAZDA2は1,788台で前年同月比+20.6%増ながらも、CX-5は1,646台で前年同月比-18.1%減となっています。