ECONモードON/OFFでエアコン(暖房)の効き目が全然違う!ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTARで再び往復600kmの旅へ…ECON OFFでの実燃費も

(続き)ホンダ新型フリードでECON OFFにしてもエアコンの効き目や燃費を検証

引き続き、ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR・3列6人乗り[2WD]でECONモードをOFFにしてのエアコンの効き目や燃費を検証していきましょう。

四輪駆動[4WD]モデルでは運転席下部にもリアヒーターダクトが備わっている模様

ちなみに、私が所有する前輪駆動[2WD]モデルでは助手席下部にのみリアヒーターダクトが備わり、運転席下部には備わっていないことをお伝えしましたが、どうやら四輪駆動[4WD]モデルでは運転席下部にもリアヒーターダクトが備わっている模様。

上の画像は、新型フリードを所有されているブログ読者様より提供いただいた画像になりますが、グレードはe:HEV CROSSTAR・3列6人乗り[4WD]。

おそらく2WDモデルに比べると、後席が暖まる速度も早いのではないかと予想されますが、これもECON ON/OFF次第では大きく差が分かれそうなところですね。

ちなみに、エアコンを使用している状態での冬道走行の場合、YOKOHAMA製アイスガード7のスタッドレスタイヤ(185/65R15インチ)を装着しての燃費性能として往復約60kmほどの通勤路で約16km/Lとのことで、カタログ燃費(21.1km/L)を大きく下回る結果となっているようです。


ECON OFFで往復 約600km走らせての区間平均燃費は?

そして、今回の往復 約600km走らせての区間平均燃費を見ていきましょう。

燃費情報は、ホンダオーナーズアプリのHonda Total Careにあるドライブノートよりデータを抽出したものになりますが、走行中は基本的にはエアコンフルオート稼働で、走行モードももちろんECON OFF、そしてタイヤも15インチのブリヂストン製VRXを装着した状態となります。

[往路合計]・・・高速道路 約180km、下道 約 142km
走行距離:321.6km
平均燃費:17.9km/L
ガソリン消費量:18.0L
走行時間:490分

[復路合計]・・・高速道路 約230km、下道 約50km
走行距離:279.7km
平均燃費:20.0km/L
ガソリン消費量:14.0L
走行時間:239分


[往復合計]
走行距離:601.3km
平均燃費:18.8km/L
ガソリン消費量:32L
走行時間:729分

以上の通りとなります。

約600km走らせての区間平均燃費は18.8km/Lで、ガソリン消費量は32Lなので、燃料タンク容量42Lに対して72%を消費していることが確認できますね。

そしてこちらが、600km走らせたあとのメーター情報。

12月末は、頻繁的に長距離移動用として活用するため、イレギュラーではありますが、メーター情報は敢えてリセットせず。

Trip Aメーターで約1,000km走らせた状態での区間平均燃費が19.3km/Lなので、カタログ燃費となるWLTCモード平均燃費25.3km/Lに対して約76%の実燃費となることから、やはり冬場は厳しい状況が続きそうですし、無給油700km~800km走れば良い方なのかもしれません。

1ページ目:ECON ON/OFFではリアヒーターダクトの効き目が大きく異なる?

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