こんなことがあった。ホンダ新型フリードで温泉施設へ→宿泊客から「雪で車が埋もれたのでスコップやスノーブラシを貸してもらえませんか?」
(続き)冬場のスノーソックスやタイヤチェーンは使い方を間違えると危険
ちなみにスノーソックスは、タイヤチェーン同様に「駆動するタイヤ」に装着することが基本なので、その車が前輪駆動[FWD]であれば前輪に装着し、後輪駆動[RWD]であれば後輪に装着(四輪駆動[4WD]の場合は、メーカー推奨事項を事前に確認しておく必要がある)。
しかしながら、今回駐車場で見かけたのは後輪駆動[FR]ベースのモデルに対して前輪側にスノーソックスを履かせていたため、かなり危険な状態で走らせていたことが発覚。
タイヤはもちろんノーマルタイヤなので、その後の帰宅時にスリップなどのトラブルにつながっていないかが心配に思う所です。
フリードでの雪道走行は今回が初めて!安定感は相変わらず高い
ちなみに、今回の雪道走行はこんな感じ。
除雪された後の路面を走行しているため、不規則に圧雪された路面に比べると快適ではあるものの、いつ、どのタイミングでスリップするかわからない路面でもあるため慎重に走らせることに。
ただ、私が以前所有していたトヨタ現行シエンタ (Toyota New Sienta)に比べると、車体の安定感はフリードの方が高く、前輪駆動[FF]ながらもフロントがスピン(空転)するようなシーンが無かったのは良きところ。
フリードでの雪道走行は今回が初めてになるため、ここ最近積雪の道を走行していない私にとっては貴重な体験ではあったものの、まずはフリードの雪道性能を僅かながらに知ることができたのは良かったところ。
センサー類の誤検知は、雪の日ならではのあるある
そして降雪エリアならではの”あるある”だと思いますが、走行時の雪がフロントバンパーなどに付着し、更にクリアランスソナーに付着することで「前方に壁などが無くともソナーが反応」する誤検知も。
あとはレーダーやフロントカメラなども雪が付着することで、予防安全装備Honda SENSINGが全く使えなくなることもあるため、ある意味で積雪の日の走行は自身のドライビング技術が最も試される瞬間でもありますし、普段から安全装備に守られていることも痛感。
私にとって雪の日のドライブは、自身の運転を再度見つめ直すきっかけにもなっているので、雪の日の温泉を目的とした移動ではあったものの、フリードの走行性能や車本来の走りを知る重要な時間でもあったように感じられます。
1ページ目:積雪のある施設などに向かうと、除雪用のスコップやスノーブラシを持っていない方も多い?