フルモデルチェンジ版・スズキ新型アルトはこうなる?「現行から100kgの軽量化を目指す」とのことだが、安全性などを考慮すると不安な点も多い?

(続き)フルモデルチェンジ版・スズキ新型アルトの内装やパワートレインは?

引き続き、スズキのフルモデルチェンジ版・新型アルトに関するレンダリングを見ていきましょう。

内装は”スズキらしくない”タッチパネルに集約される可能性も?

via:APOLLO NEWS SERVICE

先ほど、鈴木俊宏 社長は「不要なスイッチや、内装の樹脂パーツを省いてでも実現したい」とコメントしたことをお伝えしましたが、仮に次期アルトがスイッチ類や樹脂パーツ類を廃除するのであれば、おそらく次期モデルはミニマリストなインテリアになると予想され、それこそ中国メーカーやテスラのようなタッチパネルもしくは静電タッチ容量スイッチを採用するのでは?と推測。

現時点ではまだまだ不明な点が多く、そもそも近い将来、本当にミニマリストな内装と共にフルモデルチェンジを果たすのかもわからない状況ではありますが、仮にタッチパネル主体の装備になるのであれば、スズキのアイデンティティやこれまでの伝統を破壊・決別する覚悟があるのだと思われ、スズキ自身が日本に留まることなく、次世代に繋ぐグローバルなモデルとして進化していくことを宣言する一台になるのかもしれませんね。

もちろん、その方針が必ずしもユーザーにとって魅力ととれるかどうかは分からないものの、直近のスズキの新車・新型車では、これまで頑なに採用してこなかった電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]を採用するようになりましたし、ユーザーのニーズに合わせた車づくりに積極的に取り組んでいます。


パワートレインはマイルドハイブリッドが濃厚?

続いて気になるのが、次期アルトのパワートレイン。

国内カーメディアAPOLLO NEWS SERVICEさんの報道によると、次期モデルはS-エネチャージの進化系になるとのことで、排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジン+48Vスーパーエネチャージを組みわせたマイルドハイブリッドが濃厚とのことですが、そもそもマイルドハイブリッドシステムこそ車体重量増の主な原因になるのでは?と思ったり。

そもそも本当にS-エネチャージが採用されるかも不明ですが、APOLLO NEWS SERVICEさん曰く、最高出力60psと軽自動車規格いっぱいのスペックを持ち、燃費性能は34km/Lを目指すとのこと。

なお発売時期については、2026年秋頃を予定しているとの報道ですが、これも確実な情報ではなく、あくまでも予想される情報に過ぎないため、今後のスズキの最新情報に注目していきたいと思います。

1ページ目:次期アルトは、現行9代目よりも更に絞られた「約100kgの軽量化」を目指す?

スズキ関連記事