フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハイラックスのサブネームは「トラボ (Travo)」?新たな商標が出願され、2025年内にピュアEVで発売か
(続き)トヨタの次期ハイラックス・トラボはどんなにモデルになる?
引き続き、フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハイラックス・トラボについて予想していきましょう。
内装は大きな変更無し?パワートレインはピュアEVなどが設定されるか
内装に関しても、エクステリア同様にオフロードなどでの使い勝手を考慮して大きく変更してくる可能性は低く、ゲート式のシフトノブや手引き式のハンドブレーキ、メーターデザインも4.2インチのTFTマルチカラー液晶にアナログメーターを組み合わせたハイブリッドなど、現行モデルを維持したレイアウトになると予想。
パワートレインに関しては、欧州市場などでも採用されている排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジン+マイルドハイブリッドが採用されるものと考えられ、他にも純ガソリンエンジンや純ディーゼルエンジンなどもラインナップされる可能性も高そう。
この他トヨタは、ピュアEVや水素燃料電池のパワートレインもプロトタイプとして披露していますし、次期ハイラックスにEVが搭載され、2025年末までにタイで生産することも公式発表しているため、もしかすると今回のハイラックス・トラボもピュアEVとして登場するのかもしれませんね。
※当時のコンセプト名はハイラックス・レボe (Hilux Revo e)
ちなみに、タイ市場にて販売されている現行ハイラックスは、2015年よりフルモデルチェンジ版としてラインナップされ、2017年/2020年/2024年と、一連のアップデートを通じて常に人気を維持しています。
最新のアップデートでは、彫刻的なバンパーやモダンなフロントグリルを備える再設計されたノーズが追加されましたが、車体と内装の残りの部分は、特に新しいライバルモデルと比較すると古さが感じられるところ。
何気に競合モデルも多いハイラックス
ハイラックスのライバルモデルも多く、2021年にデビューしたフォード・レンジャーは、2025年に中期アップデートを受ける予定で新鮮さと高い競争力を維持。
その他の市場だと、三菱L200/トライトンやいすゞD-Max、マツダBT-50、フォルクスワーゲン・アマロック、韓国の自動車メーカーである起亜タスマン、そしてGWMキャノンユーテやBYDシャークなど、中国のEVトラックもどんどん参入しています。
何気に目まぐるしい成長が続くピックアップトラック市場ですが、上記の競合モデルに対抗するためには、そろそろハイラックスもフルモデルチェンジすることで先進性を持たせ、更に市場のニーズに合致した装備内容にまとめていくことも大事。
残念ながら日本市場では未だ受注再開できない状況になっており、そもそも日本国内ではフルモデルチェンジできるのかも微妙なところになっていますが、ランクルシリーズが大幅刷新しているなか、トヨタとしてもハイラックスを世代交代することで、新たな顧客獲得につなげたいのではないかと思います。
1ページ目:タイで次期ハイラックスのサブネームとなるトラボ(Travo)が出願!