2025年に購入できるマニュアル車は何と22車種!年々を数を減らす絶滅危惧種だが、ガソリン車が購入できる今だからこそ乗っておきたい!

2025年もアメリカで購入できるMT(マニュアルトランスミッション)モデルをチェック

2024年も様々な新車・新型車が発表・発売される一方で、販売終了したモデルも多く存在します。

今回は、その中でも絶滅危惧種ともいえるマニュアルトランスミッション(MT)を搭載するモデルについてピックアップしていきたいと思います。

2025年にアメリカでも購入可能なMTモデルを紹介していきますが、その種類は意外にも多めとなる22車種(CARSCOOPS調べより)。

日本では購入できないモデルも複数存在しますが、「MTの選択肢がある」というだけでも魅力的。

果たしてどんなMTモデルがラインナップされているのかチェックしていきましょう。


➀:マツダNDロードスター(MX-5 Miata)

まずは、日本でも販売されているマツダの2ドアオープンスポーツカーでお馴染みNDロードスター (Mazda ND Roadster, MX-5 Miata)。

今回公開している全22車種の中で最も安価なマニュアルトランスミッションを持つモデルとなります。

本モデルが誕生して35周年が経過するため、日本や欧州などでは35周年記念車が発表されるだけでなく、更に東京オートサロン2025ではマツダ・スピリットレーシング (Mazda Spirit Racing)の市販モデルが出展される予定です。

②:ホンダ・シビックSi/シビックタイプR (FL5)

続いては、ホンダのスポーツモデルでお馴染みとなるシビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)と、アメリカ専売モデルとなるシビック Si。

日本では、シビックのガソリンモデル(FL1)がCVTのみとなり、代わりとしてストリートスポーツ仕様のシビックRSに6速MTが設定されるようになりました。

しかしながら6速MTの人気はかなり高く、日本だとFL5とシビックRSともに受注停止になっていて、後者に至っては早くも2026年モデルの価格帯が判明し約20万円の値上げとなるようです。

③:トヨタGR86

続いては、トヨタの2ドアスポーツクーペでお馴染みとあるGR86。

若者を中心に人気を集めているスポーツカーの一つで、日本でも購入可能な6速MTスポーツカーの一つです。

スバルBRZとの共同開発モデルとなるGR86ですが、このモデルもスバル製エンジンと共に、トランスミッションもスバルを採用していますが、次期GR86はトヨタオリジナルとなる予定で、パワートレインもGRヤリスと同じ排気量1.6L 直列3気筒ターボエンジンが搭載される予定とのこと。

④:マツダ・MAZDA3

続いても日本で販売されているマツダ現行MAZDA3。

ファストバックとセダンの2種類がラインナップされていますが、セダンは6速ATのみで、ファストバックのマイルドハイブリッドe-SKYACTIV Gと、SKYACTIV-Xの2種類のみに6速MTが設定されています。

おそらく日本の自動車メーカーのなかでも幅広く6速MTをラインナップするのではないかと思いますが、スポーツカーでもなく購入しやすい価格帯だからこそ、今現在もラインナップできている希少な一台だと思います。

⑤スバルWRX

続いては、スバルの4ドアセダンでお馴染みとなるWRX。

日本だとWRX S4としてラインナップされていますが、残念ながら日本市場向けはCVTのみの設定だけとなります。

一方でアメリカ市場では、6速MTがラインナップされていますが、日本でも設定されるかまでは不明です。

⑥ヒョンデ・エラントラN

続いては、韓国の自動車メーカーでお馴染みとなるヒョンデ・エラントラN (Hyundai Elantra N)。

エラントラシリーズのハイパフォーマンスモデルで、BMWでいえばMシリーズ、メルセデスベンツでいえばAMGシリーズのような一台。

本モデルでは、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンをベースにしつつ、8速ATと6速MTの2種類をラインナップしますが、やはりスポーツカーだからという理由で6速MTの需要は高いようです。

2ページ目:7台目~22台目まで一気見!実は意外なあのモデルもMTが設定されている?