YouTubeで何かと話題・炎上したホンダ新型フリードの「後部座席の設計問題」について再び検証。巷でクロスターは「カールおじさん」と揶揄?
(続き)ホンダ新型フリードのデザインや装備について
引き続き、ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTARについてインプレッションしていきましょう。
世間ではなぜか「カールおじさん」と揶揄されるフリード CROSSTAR
続いては、フリードのエクステリアデザインについて。
先代2代目の少しとがったようなデザインに比べて、全体的に丸みを帯びつつもマイルドな顔つきになった新型フリード。
特にアウトドア志向のフリード CROSSTARは、ノーマルボディのAIRに比べて専用のフロントバンパーや、無塗装ブラック樹脂のフロント・リアフェンダーモールを設けることでアクティブな見た目に仕上げられているのですが、フロントロアグリルを無塗装ブラックで囲いこんだ樹脂パーツが「カールおじさん」と揶揄されているそうで。
先日私の知人からも「噂されてる通り、やっぱカールおじさんに似てるね」と言っていたので、世間的には「フリード CROSSTAR=カールおじさん」というイメージが定着しているのかも?(一時期のヴェゼル=CX-ハリアー的なアレ)。
確かに意識して見れば「カールおじさん」に見えなくもないですが、それでも愛嬌のある顔つきなのは変わりなく、所有するオーナー本人だけでなく、その家族も満足していれば何も問題ないと考えています。
昨今の新型車は過剰な装備が多い気もするが、人を守る装備であれば大歓迎
続いてフロントマスク繋がりになりますが、先代では採用されなかったフロントクリアランスソナーが標準装備されたのは大きな進化だと思っています。
先代フリードや先代N-BOXだと、リアクリアランスソナーのみが標準装備され、なぜかフロントクリアランスソナーが設定されませんでしたが、ようやく新型では全グレード標準装備になりました。
もちろん、その分車両本体価格は底上げされてしまうものの、それ以上に事故となる危険性、自分自身や乗客、そして周りの人々とのトラブルや事故を未然に防ぐためのツール・保険だと考えれば安い値上げだと思いますし、過剰な標準化はあまり好きではないものの、今回のような安全装備の充実化は大賛成。
前回のブログでも紹介した「アジャイルハンドリングアシスト」に関しても、いわゆるステアリング補正が入ることでドライバーの運転をサポートする一方、ステアリングからの介入がかえってストレスに感じてしまうことはあれど、こちらも安全性を重視して搭載された機能であることを考えると「搭載されて良かった機能」なのかもしれません。
先日の降雪時でもアジャイルハンドリングアシストは役に立ちましたし、車に乗せられている感はあるものの、過信して事故を起こすよりかは幾分かマシなのかもしれませんね。
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