ホンダ新型シビックタイプR Racing Black Package (FL5)はまさかの「限定3,000台」との噂。その後のスタンダードモデルの受注再開は無しの恐れも?

ちなみにスタンダードモデルのシビックタイプR (FL5)は新規受注受付け無し

2025年1月10日~12日まで開催の東京オートサロン2025にて、黒基調の内装を採用したホンダの特別仕様車シビックタイプR・レーシングブラックパッケージ (Honda New Civic Type R Racing Black Package, FL5)が先行発表されました。

本モデルの先行受注受付けは、同年1月16日よりスタート予定で、その翌週となる23日が正式な発売日となります。

Racing Black Packageに関しては、具体的な販売台数などは明らかになっておらず、「新規でも受注受付けを対応している販売店がある」ことはお伝えしましたが、どうやらこのモデルには生産台数に制限あるとの噂が浮上しています。


Racing Black Packageはまさかの生産台数「3,000台」のみ?

こちらが今回、ホンダディーラーでも配布しているシビックタイプR Racing Black Package (FL5)の公式カタログ。

今回のイメージカラーは、最も生産台数が少ないであろうフレームレッドが表紙を飾っています。

こちらの個体、スタンダードなFL5の車両本体価格が4,997,300円(税込み)なのに対し、+100万円アップとなる5,998,300円(税込み)での販売となるため、かなり割高感に思えるかもしれませんが、フロントダッシュボードが樹脂パーツから全てウルトラスエード表皮に変更されるため、これだけも価格相応の変更になるようです。

そしてこのRacing Black Packageですが、どうやら生産台数に制限があるとのことで、その台数が僅か「3,000台のみ」とのことから、おそらく各販売店(もしくは支店)に振り分けられる台数は1台~5台程度になるのでは?との情報も。

つまり、新規での受注を受け付けているところとそうでないところが存在する背景には、「そもそもRacing Black Packageの枠が極端に少ないから」ということなのかもしれませんね。

2025年1月16日からの新規受注はRacing Black Packageのみ

しかもここで注意してほしいのは、2025年1月16日にディーラーからメーカー発注するのは、あくまでもRacing Black Packageのみで、スタンダードモデルのFL5は新規での受注を受け付けないということ。

つまり、見方によってはスタンダードなFL5は「もう買えないかもしれない?」ということも考えられるわけですね。

これは、まだ正式にメーカーからの通達が来ているわけではないので何とも言えないですが、何れにしても現行のFL5は、2026年7月からの自動車・騒音規制フェーズ3に適応できない恐れがあるために、このまま法規制に準拠したモデルとして販売することなく、そのままFL5自体がディスコンとなることも視野に入れておいた方が良いのかもしれません。

Racing Black Packageの詳細な変更・改良内容をおさらい

あと、これは繰り返しになりますが、今回のRacing Black Packageの特別装備内容は以下の通り。

エクステリアの変更やパフォーマンスの向上などは一切ありません。

☆ウルトラスエード(ダッシュボード/フロントドアライニング)

☆Honda TYPE Rシート(フロント)<ラックススエード/ブラック>

☆ワイヤレス充電器

☆自動防眩ルームミラー

☆ピンストライプ加飾(エアコンアウトレット)<ブラック>

☆ピンストライプ加飾(フロントパワーウインドウスイッチパネル)<シルバー>

☆ローレット加飾エアコンコントロールダイヤル(ブラック)

☆エアコンアウトレットノブ(ブラック)

☆専用色ステッチ(シート/ステアリング/シフトブーツ/センターコンソールボックス/ドアアームレスト)

2ページ目:シビックタイプR Racing Black Packageのカタログの中身で注目したいポイントは?