2024年に日本で最も売れた新車はカローラシリーズ!ミニバンではシエンタが最も売れてトヨタが上位独占だが、SUVは意外なあの車が1位に?
2024年も様々な新車・新型車が登場し、多くの新車が売れた1年でもあった
毎月恒例となっている、一般社団法人・日本自動車販売協会連合会が公開している新車販売・登録台数ランキング。
2025年1月9日、同連合会が2024年通例(1月~12月度)の普通乗用車の販売・登録台数ランキングを公開し、最も多く売れたのはトヨタ・カローラシリーズでした。
今回は、総合ランキングに加えて、ミニバン篇やSUV篇、コンパクトカー篇に分けてのランキングも公開していますのでチェックしていきましょう。
2024年通年の新車販売・登録台数ランキング10【総合篇】をチェック
まずは総合篇のランキング10を見ていきましょう。
注)軽自動車は今回除いています
ここで注意してほしいのは、”〇〇シリーズ”と記載されているものは、本モデルの派生シリーズが合算されたものであること。
つまりは、カローラシリーズであれば「カローラセダン/カローラスポーツ/カローラツーリング/カローラクロス/GRカローラ」が全て合算。
ヤリスシリーズも同様で、ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス/GRMNヤリスの合算。
ノートシリーズは、ノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECHの合算となっています。
【2024年1月~12月度の新車販売・登録ランキング(総合篇)】
1位:トヨタ・カローラシリーズ・・・166,956台
2位:トヨタ・ヤリスシリーズ・・・166,162台
3位:トヨタ・シエンタ・・・111,090台
4位:日産・ノートシリーズ・・・101,766台
5位:ホンダ・フリード・・・85,368台
6位:トヨタ・プリウス・・・83,485台
7位:日産・セレナ・・・80,899台
8位:トヨタ・アルファード・・・79,374台
9位:ホンダ・ヴェゼル・・・75,424台
10位:トヨタ・ヴォクシー・・・70,636台
以上の通りとなります。
当然といえば当然ですが、トヨタの大衆車で代表格でもあるカローラシリーズが1位を獲得し、それに続いて安価な価格帯且つ日本の道路事情にもマッチしたヤリスシリーズが2位にランクイン。
コンパクトな車格が並ぶ中で、日産セレナ/トヨタ・アルファード/ヴォクシーといったミニバン系もランクインしているのを見ると、やはり日本市場ではコンパクト系とミニバン系が多く売れる市場なのだと確認できますね。
2024年通年の新車販売・登録台数ランキング10【ミニバン篇】をチェック
続いて、ミニバン篇のランキング10を見ていきましょう。
ミニバンの定義は少々難しいものがありますが、グレードラインナップにおいて3列シート(6人~8人程度)がラインナップされているボックスタイプであることでしょうか。
いわゆる家族連れに適したファミリーカーがミニバンだと考えられますが、この条件に合致するものを対象にしての【ミニバン篇】のランキング10は以下の通り。
【2024年1月~12月度の新車販売・登録ランキング(ミニバン篇)】
1位:トヨタ・シエンタ・・・111,090台
2位:ホンダ・フリード・・・85,368台
3位:日産・セレナ・・・80,899台
4位:トヨタ・アルファード・・・79,374台
5位:トヨタ・ヴォクシー・・・70,636台
6位:トヨタ・ノア・・・70,611台
7位:ホンダ・ステップワゴン・・・55,147台
8位:トヨタ・ヴェルファイア・・・33,105台
9位:三菱デリカD:5・・・19,886台
10位:ホンダ・オデッセイ・・・12,006台
以上の通りとなります。
最も2024年最も売れたミニバンは、トヨタ現行シエンタで、それに続くのがホンダ・フリードと、いわゆる安価な価格帯で購入できるエントリーミニバン。
それに続くのは、日産のミドルサイズミニバンでお馴染みとなるセレナで、4位はラージサイズミニバンとなるトヨタ・アルファードという並び。
まさかトヨタのミドルサイズミニバンで人気のノア/ヴォクシーよりも、アルファードの方が売れるとは…