2025年はトヨタGRスープラ/レクサスRC・RC F/スズキ・スイフトスポーツの3車種が終売の一年に。日本のスポーツカーはこのまま淘汰されてしまうのだろうか
2025年はスポーツカーが次々と終焉(終売)へ
2022年~2023年にかけて、日本メーカーが様々なスポーツカーを発表・発売し大きな注目を集めました。
排ガス規制や騒音規制など、様々な問題がありながらも、以下のスポーツカーをラインナップすることで各自動車メーカーが自動車業界を盛り上がり「日本もまだまだ捨てたもんじゃない」と思わせる瞬間でもありました。
◇日産・フェアレディZ (RZ34)
◇日産GT-R R35 T-Spec/NISMO
◇レクサスIS500 F SPORT Performance
◇ホンダ・シビックタイプR (FL5)
◇トヨタGRスープラ
◇トヨタGR86
◇スバルBRZ
◇スバルWRX S4
◇スズキ・スイフトスポーツ
◇マツダNDロードスター
◇ダイハツ・コペンGR SPORT
しかしながら、2025年に入ってから様々なスポーツカーが終売・終焉を迎えることも明らかになっており、今後の日本メーカーのスポーツカー市場、自動車業界が大きく変化する可能性を示唆しています。
2025年に生産・販売終了がアナウンスされているスポーツカーは最低でも3車種
まずは、2025年1月中旬時点で自動車メーカーが公式プレスリリースを通し、正式に生産・販売終了をアナウンスしているスポーツカーは以下の通り。
★トヨタGRスープラ (特別仕様車A90 Final Edition)
★スズキ・スイフトスポーツ (特別仕様車ZC33S Final Edition)
★レクサス・RC/RC F (特別仕様車Final Edition)
以上の通り、2025年1月に入ったばかりなのに、既に3車種ものスポーツカーが生産・販売終了をアナウンスしています。
トヨタ特別仕様車GRスープラ A90 Final Edition
まずGRスープラに関しては、MY25モデルの一部改良及び日本抽選限定200台のみとなる特別仕様車A90 Final Editionが、2025年3月中旬頃より発売されることが決定。
生産開始時期としては、2025年3月頃を予定しており、スタンダードモデルの一部配備が同年7月、特別仕様車は翌月の8月頃を予定しています。
なお特別仕様車A90 Final Editionは、GRガレージでの専売となり、抽選申込もGRガレージに訪問しないといけないため、地方によっては「近くにGRガレージが無い」という場合も考えられるので注意。
あと、今回最後の生産・販売となるのは、あくまでもBMWとの共同開発モデルとなるA90型GRスープラなので、今後はトヨタの自車開発モデルが登場する?との噂も浮上しています。