日本人にも納車されているフェラーリ新型プロサングエの鍛造アルミホイールは4本セットで約900万円!トヨタ・ランクル300やレクサスRXよりも高額だった件

フェラーリはオプション費用も高額であることは有名な話だが…

フェラーリ初のSUVならぬCUVとして発表・発売された新型プロサングエ (Ferrari New Purosangue)。

世間ではトヨタ・クラウンスポーツ (Toyota New Crown Sport)のパクリとも揶揄されているモデルですが、実はこのモデルにオプションとしてラインナップされている鍛造アルミホイールが、トヨタ・GRスープラ (GR Supra)/ランドクルーザー300 (Land Cruiser 300)などよりも高額であることが判明しています。

中古車市場では約1億円にて取引されているプロサングエですが、そもそも足もとのホイールだけでいくらぐらいになるのか?早速チェックしていきましょう。


鍛造ホイール1本だけで軽自動車やコンパクトカーが購入出来てしまう金額

こちらがプロサングエに装着されているタイヤアルミホイール。

元々標準装備されている鋳造アルミホイールとは異なり、メーカーオプションとしてデュアルトーン仕上げの22インチ&23インチ鍛造アルミホイールが選択されています。

実はこのホイール、1本あたり14,000ドル(日本円に換算して約219万円)以上と超高額で、ホイール1本だけで軽自動車が購入できてしまうんですね。

ホイール4本だけでランクル300やレクサスRXが購入可能

こちらが、アメリカ・マサチューセッツ州のフェラーリ専用パーツを販売しているスクーデリアの公式ホームページで、22インチ&23インチ鍛造アルミホイールを1本購入するだけで14,446.25ドル(日本円に換算して約226万円)の費用が発生しています。

つまり、仮にホイール4本を全て交換するとなると57,785ドル(日本円に換算して約903万円)の出費となり、トヨタ・GRスープラやランドクルーザー250/ランドクルーザー300、更にはレクサスRXといった、高価格帯の車両が購入可能に。

ただここで注意してほしいのは、先程上記でお伝えしたのはあくまでも「ホイールのみ」の話で、実際に走らせようものなら更にタイヤやホイールナットも必要になるため、総額にすると60,000ドルどころか65,000ドル(日本円に換算して約1,016万円)以上になることも考えられます。

なお参考までに、アメリカではホンダ・シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)のV字型10スポーク鋳造アルミホイールを4本購入するとなると、総額にして3,164ドル(日本円に換算して約50万円)かかるそうですが、日本では1本あたり約20万円ほどかかるそうです。

フェラーリのメーカーオプションも中々にぶっ飛んでいる

先程は、アメリカのフェラーリショップであるスクーデリアにて販売されている、プロサングエの鋳造アルミホイールの価格帯を紹介しましたが、そもそもフェラーリのメーカーオプション1つにしてもかなり高額。

例えば、世界限定599台のみ販売されたICONAシリーズのデイトナSP3は、メーカーオプションとしてラインナップされている、フロントフェンダー付近に採用されているスクーデリア・フェラーリシールドロゴを追加するだけで14,341ドル(日本円に換算して約224万円)。

このオプション一つだけでコンパクトカーやSUVなどが購入できるほどですが、更にその上をいくのがフロントセンターストライプなんですね。

2ページ目:センターストライプのオプション費用は?これだけ高額だと、フェラーリの品質は高い?