オーナーに納車されるはずだったランボルギーニ新型レヴエルトがクラッシュ!しかも納車日に販売店スタッフが事前のテスト走行で事故した模様

何年も待ち続けたレヴエルトが、納車日に別の人物によって事故

日本国内でも納車が進んでいる、ランボルギーニのフラッグシップモデルとなる新型レヴエルト (Lamborghini New Revuelto)。

ランボルギーニ公式によると、レヴエルトの生産枠は2027年まで埋まっているとのことですが、今回納車を待ちわびていたオーナーが「ハンドルを握ることなく」事故で全損を告げられたとのこと。

つまり、納車待ちのオーナーが事故を起こしたのではなく、別の人物によって事故してしまったとのことですが、どのような経緯で事故を起こしたのか見ていきましょう。


事故の詳細は不明だが、レヴエルトの損傷は致命的

こちらが今回、レバノンの公道にて事故したというランボルギーニ・レヴエルト(海外カーメディアCARSCOOPSより引用)。

ボディカラーはメタリック系グリーンのVerde Cetreaで、足もとの鍛造ホイールはグロスブラック仕上げ、ブレーキキャリパーはレッドにペイントされた個性的な一台ですが、フロントエンドが大破した状態に。

この事故の詳細については不明な点が多いものの、目撃者によると標識や柱に突っ込み、車内はエアバッグが展開され、フロントフードボンネットは折りたたまれ、更には道路わきの壁に押し付けられるような形で停車していたそうです。

運転席側はフロントアクスルが損傷し、修理費用もとんでもない金額になりそうだ

別の角度から見るとこんな感じ。

見るも無残な姿になってしまったレヴエルト。

助手席側はそこまで大きな大破には見えなかったのですが、運転席側の損傷が著しく、特にフロントアクスルは致命的で、タイヤホイールやブレーキディスクなどが完全に外れてしまっている状態です。

レヴエルトで事故したのは販売店のスタッフ

事故現場から少し離れたところでも撮影されており、レヴエルトの外れたタイヤホイールが何とも痛々しいですね。

おそらくカーボンシャシーにもダメージが行き届いていると思われ、仮に修理できたとしても修復歴が付いてしまうのではないかと予想されます(修復歴の有無については、最近自動車系YouTuberのあま猫氏の動画によって、フェラーリ488スパイダーの件で何かと騒がせていますが…)。

ちなみにこの車両ですが、どうやらオーナー本人が事故したのではなく、オーナーの納車日に販売店のスタッフがテスト走行していたところ、操作を誤って事故していたことが判明。

どのような目的でテスト走行していたのかは不明ですが、まさかオーナー本人が乗る前に事故で大破するとは予想もしていないでしょうし、仮にこの個体が新車でオーダーされたものなのであれば、3年以上納車待ちにならないといけないので、オーナーからすると「待ち続けた時間を返してくれ!」とも思うでしょうから、ある意味で最悪の一日だったのではないかと思われます。

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