【価格は568万円から】マイナーチェンジ版・トヨタ新型GRカローラのグレード別価格帯が判明!+40万円以上アップで、発表日は2025年2月4日

遂に日本市場向けとなる新型GRカローラの詳細が判明!

2024年8月、突如として発表されたマイナーチェンジ版・トヨタ新型GRカローラ (Toyota New GR Corolla)。

あれから5か月以上が経過しましたが、遂に日本市場向けのマイチェン版カローラが、2025年2月4日に発表される予定です。

今回は、本モデルの改良・変更内容のおさらいに加えて、グレード別価格帯(現行比でいくら値上げしたのか?)、そして見積もり内容もチェックしていきたいと思います。


マイナーチェンジ版・新型GRカローラの改良・変更内容をおさらい

まずは、おさらいも兼ねて新型GRカローラの改良・変更内容をおさらいしていきましょう。

マイナーチェンジというよりも、GRヤリス同様にフルモデルチェンジ級の変更が行われているため、現行比から大幅に値上げするのは納得できるところです。

➀商品強化の狙い・ポイント

◆ドライバーを笑顔にするクルマ、ずっと乗っていたいクルマに近づけるべく、スポーツカーとしての野性味の追求・車との一体感の更なる向上

◆圧倒的な変速スピードをもつ8速ATの投入により、スポーツカーとしての速さ・運転の楽しさと2ペダルによる運転の手軽さを
⇒新たな顧客獲得を図る

②セリングポイント

①野性味の追求

◆旋回

・前後ショックアブソーバーにリバウンド側で作動するスプリングを内蔵し、旋回時の車両姿勢と内輪の設置荷重特性を改善することで旋回中の車両安定性を向上

・リヤアクスルの回転中心であるトレーリングアーム取付点を上げることで、旋回加速時のリヤの沈み込みを低減。アクセル操作に対する車両姿勢変化を抑えることで、駆動力の応答性を向上させるとともに安定した姿勢でのコーナリングを実現

・AWDシステム制御により、各輪グリップ限界をモニタし前後駆動力配分を最適化
⇒プッシングアンダーステアを抑制


◆加速

・エンジントルクアップ(最大トルク370Nm → 400Nm)

・GAZOO Racing Direct Automatic Transmission(GR-DAT)追加


■冷却性能と空力性能の進化

・GR-DAT搭載車にはエンジン始動時の暖気促進も兼ねる水冷式ATFウォーマー&クーラーに加え、 空冷式ATFクーラーを標準装備

・またスポーツ走行を考慮して、エンジン冷却を強化するためにサブラジエーターを設定

・空冷式ATFクーラー前のロアグリルに冷却用の開口を設定。フロントバンパー側面のサイドダクトに空気の排出用の開口を設けることで冷却用の空気をスムーズに排出できる構造を採用

・バンパーコーナー部へ安定的に小さな乱気流を発生させる段差を設定し、バンパーコーナー部からの空気の剥離を抑制

・冷却性能強化のために必要な各機構を追加しつつ、操縦安定性を確保

・空気をスムーズに排出するサイドダクトを設定。ATFクーラーから排出された空気がサイドの空気の流れを乱すことなく後方へ流れるよう計算された突起形状を採用


■減速

・限界領域でも安全安心で懐の深いクルマに近づけるためABSを改良

・上下GセンサーによりABS作動輪の接地荷重をモニタリングすることでABS作動時の安定した制動力を実現


②クルマとの一体感の進化

・ステアリングコラムとインストルメントパネルリインフォースメントの締結部に締結剛性の高い溝付きワッシャーボルトを採用。直進安定性とステアリング操作に対するダイレクト感を向上

・シャシー部品の締結ボルトの一部に締結剛性の高いボルトを採用し、応答性とリヤのグリップ感を向上

・クラッチシステムのトータルレバー比やクラッチカバー、ターンオーバースプリングの荷重特性を最適化することで、 クラッチペダルの操作性を向上

・ピーク踏力を高めに設定し、踏みごたえのあるペダル操作フィーリングとしたほか、 ピーク踏力以降はペダルストロークでの踏力を減少させることでペダルの踏み切り感を向上

・さらにスポーティな操作感となるようにクラッチ特性を最適化し、戻し側の荷重増加による足への追従性、 半クラッチストロークの短縮による操作性を向上


③ドライバーファースト

・MTスイッチの位置を変更し、運転操作系スイッチをシフト周りに集約

・運転視界の更なる向上のため、輝度を落とし反射を抑えたGRガンメタリック加飾に変更

・さらに運転しやすいコックピットを目指し、10.5インチディスプレイを8インチに変更


④その他進化

・停車時や低速の排気サウンド選択肢を追加

・スポーツカーを想起させる迫力あるサウンド設定に加え、落ち着いたサウンド設定を拡大

・優れた静粛性と臨場感あふれるエンジンサウンド実現のためANC(Active Noise Control)とESE(Engine Sound Enhancement)


⑤サーキットモード(ディーラーオプション)

・特定のサーキットにおいてエンジン回転数やシフトアップタイミングを視覚的にお知らせし、的確な操作をサポートできる機能
※利用にはT-Connect契約及びスマートフォンへの専用アプリインストールが必要

・サーキットでのタイムをさらに短縮できるよう、サーキットモード専用メーター表示を採用

・サーキットモードの各種制御変更、メーターのインジケーターパターンの変更等、その場で細かなチューニングが可能

以上の通りとなります。

2ページ目:車両本体価格は現行比で+43万円もアップ!見積もりでの総額は600万円超え?