乗り出し総額「300万円台」で購入して良かった/不満に思った愛車は?トヨタ現行シエンタやホンダ・ヴェゼル/WR-Vなどのコンパクトカーが多数
改めて最近の新車・新型車は、乗り出し300万円台でも購入できる車が限られる
過去これまで、様々な新車・新型車を購入・所有してきましたが、その中でも今回は「乗り出し総額300万円台で購入して良かった車・ちょっと不満(後悔)に思っている車」を紹介していきたいと思います。
ちなみに、今回紹介する乗り出し総額300万円台というのは、新車購入・契約時に、「車両本体価格+メーカーオプション+ディーラーオプション+諸費用・税金」を全て足し合わせて300万円台の新車・新型車を対象にしています。
参考までに、私がこれまでに購入・所有している(してきた)乗り出し総額300万円台の愛車は以下の通り。
➀ホンダ・フィット e:HEV LUXE[4WD]・・・約368万円
②ホンダ・ヴェゼル e:HEV Z[4WD]・・・約382万円
③トヨタ・カローラクロス・ガソリンZ[2WD]・・・約334万円
④トヨタ・シエンタ・ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]・・・約351万円
⑤ホンダ・WR-V Z+[2WD]・・・約330万円
➀ホンダ・フィット4 LUXE[4WD]
まずは、2020年2月~2021年4月まで所有していたホンダ・フィット4 e:HEV LUXE[4WD]。
本モデルの乗り出し総額は約368万円(税込み)と、Bセグメントコンパクトカーとしては中々に高額だったものの、その価格帯以上に満足度の高かったモデルだったため「購入して良かった一台」だと考えています。
っというのも、フィット4の最上級グレードということもあって、フロントシートヒーターが標準装備であることはもちろんのこと、ステアリングヒーターも装備されていますし、本革×ファブリックのコンビシートではあるものの、全体的な商品力や装備内容としてはコンパクトカー以上だと評価。
その後、このモデルは一部改良やマイナーチェンジを経て、ブラインドスポットインフォメーション[BSI]やマルチビューカメラなども搭載されて更に商品力が上がったものの、その分更に車両本体価格も上がっているため、仮に同じディーラーオプションと諸費用分を足し合わせて購入していたら総額400万円は超えているでしょうし、評価内容も大幅に変化してくるのではないかと予想されます。
ちなみに、フィット4で個人的に最もお気に入りだったのが、先代よりもキャッチーでマイルドな顔つきに変化したフロントマスクと、高速道路でも28km/L以上をたたき出し、無給油で1,000km以上走れる低燃費性能。
コンパクトハイブリッドでも、四輪駆動[4WD]で無給油1,000kmを走破できるモデルは限られるでしょうし、走行距離も12,000km以上走らせましたが、トータルの給油回数としては僅か13回と少なかったため、毎回満タン給油した後の航続距離が1,000km近くであることがわかるかと思います。
②:ホンダ・ヴェゼル e:HEV Z[4WD]
続いて、2021年4月~2022年3月まで所有していたホンダ現行ヴェゼル e:HEV Z[4WD]。
こちらもBセグメントコンパクトSUVとしてラインナップされ、現在ホンダがラインナップするWR-Vと差別化した一台。
競合モデルには、トヨタ・ヤリスクロス (Toyota New Yaris Cross)やスズキ・フロンクス (Suzuki New Fronx)などが挙げられますが、見た目やインテリアの質感、そして燃費性能の高さなどを考えると「乗り出し総額300万円台」で購入できるSUVではトップクラスの満足度だと考えていて、もちろん「購入して良かった一台」として評価。
ちなみにこのモデルも、先程のフィット4 e:HEV同様に排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用していますが、実際の燃費性能20km/L~26km/Lと中々に低燃費で、一度だけ無給油1,000km走行を達成したことも。
液晶+アナログメーターのハイブリッドであったり、ステアリングホイールのスイッチ類が旧世代だったりと所々で古さは感じられるものの、マルチビューカメラやブラインドスポットインフォメーションといったドライビングサポート機能はもちろんのこと、若干カタメでスポーティ寄りの乗り味がホンダらしさを引き立てていて魅力的だと思います。