予想落札価格は1億円超えか?スバル・インプレッサ22B STiのレストモッド&世界限定25台となる幻のプロドライブP25が競売に出品へ
(続き)スバル・インプレッサ22B STiをベースにしたレストモッドモデル・プロドライブ新型P25をチェック
引き続き、Bonhamsオークションに出品されたスバル・インプレッサ22B STiをベースにしたレストモッドモデルのプロドライブP25を見ていきましょう。
意外にも初めて?公開されたP25のインテリア
何気に初めて拝見したP25のインテリア。
インプレッサ/WRX STIの定番ともいうべき6速MTについては、残念ながら今回のP25では採用されませんが、それ以上にパワーウェイトレシオ比3.0未満を実現できるほどのトータルパフォーマンスを持ち合わせているのは魅力的。
ちなみにパドルシフトは、右側にしか装備されていないそうです(しかもカーボンファイバー素材を採用)。
駆動方式はもちろん四輪駆動(AWD)のみをラインナップし、プロドライブが実際にWRCにて採用しているローンチコントロールシステムを採用することで、0-100km/hの加速時間は2.8秒を実現しています。
P25の実車画像や内装が公開されたのは稀な例だと思いますが、ダッシュボードやステアリングホイールにはアルカンターラが使用され、メーターデザインはフル液晶が搭載されています。
コックピット周りはシンプルですが、センターナビゲーションディスプレイが極端に大きくなっているわけではなく、コンパクトな7インチが搭載。
エアコン操作系などのスイッチ類は物理タイプが採用され、サイドブレーキはハンド式が継続されています。
ちなみにオーナメントパネル系は全てカーボンファイバーが使用されているのも豪華。
P25の予想落札価格は、日本円で1億円超え?
エクステリアにおいては、ルーフやボンネットスクープ、リアウィング、サイドミラーは塗装されずにカーボンファイバーが剥き出しになっているのも特徴的です。
先程のBonhamsオークションでは、スタートプライスが25万ポンドとなっていましたが、最終予想落札価格は475,000ポンド~575,000ポンド(日本円に換算して約9,070万円~約1.1億円)。
新車価格が600,000ポンド(日本円に換算して約1.15億円)なので、さすがにプレミア価値はつかないとの推測ですが、ユーザーによっては喉から手が出る程の個体でしょうから、将来的な投機目的で競りあがることも予想されるかもしれません。
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