スズキ新型ジムニーノマドのMTとATの販売比率が判明?何とATが8割以上で「使い勝手や先進装備」で判断している可能性…そもそもジムニーに何を求める?
(続き)スズキ新型ジムニーノマドの人気について
引き続き、発売から僅か5日で受注停止しているスズキ新型ジムニーノマドについて見ていきましょう。
そもそもどうして4速ATの販売比率が高い?
続いて、ジムニーノマドの販売比率で4速ATが約8割という結果が出ていますが、そもそもどうして4速ATを選ぶ方が多いのか?もまとめられていました。
●5速MTよりもクラッチ操作やシフト操作が無いうえに、長距離移動でも楽だから
●5速MTとの差額が14万円程度と、そこまで大きな違いが無かったから
●アダプティブクルーズコントロール[ACC]や、その他の先進装備が充実しているから
やはり4速ATを選択する方の多くが、ドライブ中のクラッチ操作やシフト操作が煩わしくなるからだと考えられますが、「車を操る」「車を楽しむ」という点では5速MTは負けていないんですけどね…
こればかりは、クルマに対する考え方や時代の変化もあると思います。
ちなみに、2025年4月からは自動車免許の法改正に伴い取得方法が変わり、これまではMT免許を取得するとなると「一発でMT免許が取得できる流れ」でしたが、同時期から「AT免許を取得してから、MT免許を取得」という面倒な流れになるので、ますますMT免許が淘汰されることになるかもしれません。
そうなると、今後若者がジムニーシリーズを購入する際は、更に4速ATモデルの販売比率が高くなるかもしれませんね。
やはりジムニーノマドの先行展示会に関する開催要望の声は多いようだ
最後に、今回のジムニーノマドの受注停止に伴い、2025年2月15日より開催予定だった全国を対象としたキャラバン展示会が中止となりました。
キャラバン展示会中止の背景には、展示用車両をユーザー向けの生産に振り分けることが目的とのことですが、発売まで2か月近くあることを考えると、少ない台数でも良いので各エリアでの展示会を開催してほしかったところ。
実際のところ、スズキディーラーにも「受注停止とはいっても展示会をやらないのはおかしい」といった声が多いそうで、せめて購入者・契約者に限定してでも開催すべきなのでは?といった要望もあるようです。
2ページ目:ジムニーノマドのMTとATの販売比率は?どうしてジムニーノマドを購入する理由とは?