フルモデルチェンジ版・トヨタ新型GR86は自社開発になりながらも、開発責任者はマツダ出身の出向者との噂?2025年最新版「満足度の高い車トップ10」が公開!
遂にスバル製からトヨタ製に変更される次期GR86
トヨタの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなる現行GR86。
スバルBRZとの共同開発により、スバル製プラットフォームとスバル製の水平対向エンジンを搭載することで、よりスポーティな走りを実現した後輪駆動[FR]モデルなわけですが、遂にスバル製からトヨタ製に置き換わるとのことで、大手自動車メディアが様々な噂・予想記事を公開しています。
今回、自動車情報誌マガジンXさんも次期GR86に関する記事を公開していますので、早速その中身を見ていきたいと思います。
第3世代の次期GR86の仕様はどうなる?
それでは早速、自動車情報誌マガジンXさんが報道している次期GR86の予想について見ていきましょう(社内情報より得られた内容?)。
★発売時期は2027年以降を計画
★プラットフォームは新開発となる軽量FRプラットフォームを採用
→リアミドシップも検討されたが、次期GRスープラとのPF共有も兼ねて、フロントエンジンレイアウトになる模様★パワートレインはスバル製水平対向エンジンから自社製エンジンへ
→GRヤリス/GRカローラと同じ排気量1.6L 直列3気筒ターボエンジンが最有力
→GRスープラの排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンも視野に含まれている★予想されるボディサイズは全長4,260mm×全幅1,780mm×全高1,310mm
★次期GR86の開発には、マツダの開発陣を迎える可能性も
→Gベクタリングコントロールの応用デバイスも視野に…
→NDロードスター等に搭載のキネティック・ポスチャー・コントロール[KPC]も?
→開発責任者は、トヨタ出身者ではなくマツダからの出向者?
以上の通りとなります。
こうして見ると、先程もお伝えした通り、遂にスバルベースではなく自社ベースになるようで、しかしマツダの開発陣を送り込むことにより、マツダの技術をGR86に応用させる可能性も考えられるとのこと。
現時点では、まだまだ不明な要素は多いものの、先程の通りGRヤリス/GRカローラのエンジンを搭載することが濃厚なのであれば、基本的な味付けやドライブフィールなどもGRヤリスの技術を盛り込むことも考えられそう。
ただGR86の特性上、四輪駆動[GR-Four]が設定される可能性は限りなく低く、後輪駆動[FR]のみの設定が濃厚とのことで、前輪駆動[FF]モデルには無い旋回性の高さをどこまで活かしきれるのかが気になるところ。
デザインや仕様も気になるが、やっぱり気になるのは価格面
あとはコスト面が気になるところですが、後輪駆動[FR]モデルともなると、駆動系パーツのシャフトを後方まで通す必要性があるため、どうしても前輪駆動[FF]系のスポーツカーに比べたらコストが上がってしまうのは致し方ないのですが、現行GR86から大幅に跳ね上がるのか、それとも10万円~20万円程度の最小限の価格アップに抑えるのか…
参考までに、現行GR86のグレード別価格帯は以下の通りとなっています。
◆RZ(6速AT):[2WD]3,616,000円
◆RZ(6速MT):[2WD]3,518,000円
◆SZ(6速AT):[2WD]3,293,000円
◆SZ(6速MT):[2WD]3,195,000円
◆RC(6速MT):[2WD]2,936,000円
以上の通り、こうして見ると現行GR86でも最低価格は293.6万円からと、ほぼほぼ300万円からのスタートになるんですね。
200万円中盤で購入できた86も、今では法規制やパフォーマンス向上の絡みで価格帯が大幅に上がり、手が届きにくいクルマになってしまいましたが、次期GR86も更なるパフォーマンスアップが期待される一方で、やはり(色んな意味で)スタートプライスにも注目したいところですね。