マツダ新型CX-80が安全性能最高評価の「ファイブスター賞」を獲得!新評価後はクラウンセダンとシビックに続き3車種目。プジョーe-208等が走行不能となる恐れ?

評価内容が改定されてからファイブスター賞を獲得したのは、これが3車種目!

マツダの新世代CXシリーズで、ラージ商品群&日本市場向けのフラッグシップSUVでもある新型CX-80が、国土交通省とナスバ((独)自動車事故対策機構)が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、最高評価となる「ファイブスター賞」を獲得しました。

国土交通省公式プレスリリースでも公表されていますが、2024年度より交差点における事故に対応した「衝突被害軽減ブレーキ」の評価、相手車への影響も考慮した「新オフセット前面衝突」の評価等を新たに導入するとともに、交通標識認識システム(TSR)に関する情報提供を開始。

これらの評価内容も含め、ファイブスター賞を獲得したのはトヨタ新型クラウンセダン (Toyota New Crown Sedan)とホンダ現行シビック (Honda New Civic)に続いて3車種となります。


CX-80の安全性能面の特徴をチェック!

安全性能評価結果を確認する前に、マツダCX-80の安全性能面の特徴を見ていきましょう。

①予防安全性能

・衝突被害軽減ブレーキなど、ドライバーのミスから生じる危険を回避・軽減する先進技術を装備

・さらに、クルマが常にドライバーの異常を検知し、重大事故の回避・事故被害軽減する技術を設定


②衝突安全性能

・万が一の衝突による衝撃エネルギーを効率的に吸収・分散して支えるコンパティビリティ車体構造を採用し、前後席の乗員への衝撃を軽減するエアバッグシステムを装備

・歩行者との衝突時、頭部や脚部への傷害を軽減するためのエネルギー吸収構造等を採用


③事故発生時の救助

・エアバッグ作動時や追突された場合にコールセンターへ位置情報やセンサー情報を自動で通報

・専門のオペレータが警察や消防への連携をサポート

以上の通りとなります。

CX-80の評価結果を見ていこう

CX-80の安全性能の特徴を確認した上で、自動車安全性能評価結果を見ていきましょう。

[予防安全]
評価:Aランク
評点:96%(82.99点/85.8点満点)

■評価の内訳
・AEBS(対歩:昼):100%
・AEBS(対歩:夜):100%
・AEBS(対自転車):84%
・AEBS(交差点):81%
・車線逸脱抑制:100%
・高機能前照灯:100%
・ペダル踏み間違い時加速抑制:100%


[衝突安全]
評価:Aランク
評点:92%(92.01点/100点満点)

■評価の内訳
・フルラップ前面衝突:97%
・新オフセット前面衝突:89%
・側面衝突:100%
・後面衝突頸部保護:87%
・歩行者頭部保護:85%
・歩行者脚部保護:100%
・シートベルトリマインダー:100%


[事故自動緊急通報装置]
評価:先進型
評点:100%(8点/8点満点)


[総合評価]
評価:★★★★★(ファイブスター)
評点:94%(183.00点/193.8点満点)

以上の通りとなります。

2ページ目:プジョーe-208やシトロエンe-C4が走行不能となる恐れアリ