ホンダ新型N-BOX Custom (JF5)が納車されて17か月が経過!販売店でのN-BOXの売行きは微妙?N-BOX JOYはかなり厳しい状況が続いている模様

(続き)ホンダ新型N-BOX Customが納車されて17か月経過してのインプレッション

続いて、ホンダ新型N-BOX Customターボ (JF5)が納車されて17か月以上経過してのインプレッションをまとめていきましょう。

総じて満足度は高いのだが、電動パーキングブレーキ解除後の発進の挙動が大きい

販売台数と販売店での現実にギャップのあるN-BOXですが、実際のところ普段使いする上では不満も多いのだろうか?という疑問もあるかと思いますが、普段使いしている私からすると、特に目立った不満などは無し。

ただ、細かいところで気になるところがあるとすれば、エンジンスタートしてから電動パーキングブレーキを解除して発進する際の挙動・揺れが大きいということ。

これは他の軽自動車であるダイハツ・ムーヴキャンバス (Daihatsu New Move Canbus)や三菱デリカミニ (Mitsubishi Delica Mini)ではほとんど感じられなかったポイントで、パーキングブレーキを解除してからの発進時の挙動の大きさは、自身が所有する愛車の中で最も大きいと感じるほど。

一方で、同じホンダ車となるフリード (New FREED)やステップワゴン (STEPWGN)、シビックタイプR (New Civic Type R, FL5)、ZR-Vなどはどうだったのか?というと、N-BOXほどの挙動・揺れは感じなかったですし、発進も滑らかでスムーズなのでN-BOX特有のものかもしれませんね。


停車直前のブレーキ時に異音が発生

続いてはブレーキ時の異音。

これは過去に私が所有していたフィット4 e:HEV リュクス (FIT 4 e:HEV LUXE)でも起きていたことですが、ブレーキで徐々に減速していき、ある一定の低速域(10km/h未満)に入ってから停車する際、「フゥ~」という異音が発生していたのですが、この異音がN-BOXでも必ず起きるんですね。

つまり、毎回ブレーキで停車する度に「フゥ~」という異音が聞えてくるため、ブレーキタッチの問題なのか、ホンダ特有の仕様なのかよくわからないながらも、少々不安に思ってしまうところ。

本モデルも納車されて1年5か月が経過しますし、2025年4月には納車されて1年半が経過し、納車後6か月点検を迎える時期なので、その際に足回りを中心にブレーキの異音も確認していただく予定です。

エンジンオイル交換の警告画面が毎回表示される

あとは、N-BOXで初めての往復800kmの拘束道路を中心とした長距離移動を実施したことで一気に距離が伸び、エンジンオイル交換の警告画面もエンジン始動の度に表示されているので、(あまりにも煩わしいので)先程の6か月点検のタイミングでオイル交換も実施していただく予定です。

エンジンオイルの警告画面は、最後にオイル交換してから5,000kmを突破したタイミングで表示される仕組みになっていますが、理論上は最後に交換してから10,000km近く走らせても特に影響は無いそうです。

1ページ目:新型N-BOXは、実際のところ顧客向けにはあまり売れていない?

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