ホンダはなぜ新型アコードが発売されて僅か1年で「Honda SENSING 360+」を発表したのか?ZR-Vやステップワゴン、次期シビックにもHS 360を採用するための差別化と布石?

(続き)実はアコード以外にもHonda SENSING 360を展開する計画?

今回の新型アコードに関するアップデートニュースリリースを見て、個人的に思ったのは「実はアコード以外にもHonda SENSING 360を搭載する予定で、そのための差別化でHonda SENSING 360+をリリースしたのでは?」と推測。

現時点ではまだ不明な部分はあるものの、一部噂では「将来的にステップワゴンやZR-V、シビックなどにもHonda SENSING 360が搭載される可能性がある」とも報道されていたため、今回のアップデートはそのための布石なのかもしれませんね。


直近でHonda SENSING 360が搭載される可能性のあるモデルは?

ちなみに、2025年3月下旬時点でZR-V e:HEVモデルが既に受注停止になっていますが、2025年内にビッグマイナーチェンジする予定はなく、Honda SENSING 360が搭載される?といった情報も無し。

本モデルも2023年4月に発売されて2年近くが経過しますし、そろそろタイミング的にもマイナーチェンジを迎えても不思議ではないのですが、もしかするとサプライズでHonda SENSING 360を設定してくることも考えられそう。

ちなみに、2025年4月上旬にティーザーサイトが公開予定のマイナーチェンジ版・新型ステップワゴンには、Honda SENSING 360が搭載される予定はないため、流れ的に最も可能性を秘めているのがシビック。

ロイター通信が報じているように、アメリカのトランプ関税の絡みにより、次期シビックのメキシコでの生産を撤回し、2028年5月よりアメリカ・インディアナ州の工場にて「年間21万台」の生産を計画しているとのことから、このタイミングでHonda SENSING 360が搭載されるのかもしれませんね。

何れにしても、せっかくの先進機能が他のモデルに展開されないのは勿体ないですし、アコードにて培ってきたHonda SENSING 360の技術を、少しでも多くのユーザーに体感してほしいでしょうから、それこそ長距離移動の機会が多くなりそうなファミリーカーのステップワゴンやオデッセイにも導入してくるのでは?考えています。

1ページ目:なぜHonda SENSING 360が搭載されたアコードが発売されて僅か1年で、Honda SENSING 360+が登場したのか?

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