マセラティがヤバすぎる…2025年第一四半期の世界販売台数が僅か「1,700台」と更に低迷。「最悪の欠陥車」と酷評のテスラ・サイバートラックが大幅値下げへ

このままでは、マセラティはステランティスの足を引っ張るだけのお荷物になってしまう

イタリアの高級自動車メーカー・マセラティ。

バタフライドアを採用するスーパースポーツモデルMC20をフラッグシップモデルとし、反対にエントリーコンパクトSUVとしてグレカーレ (Maserati Grecale)をラインナップしますが、年々売り上げは低迷しています。

2025年第一四半期の販売台数は、前年同期比で-48%減と非常に厳しい状態となっており、しかも台数だけで見るとわずかに「1,700台」なんですね。

マセラティにとって長引く販売不振は意外なことではなく、ブランド立て直しのために2024年10月に就任したサント・フィチリCEOは、2026年の収益化に向けてブランドを再編する中で、2025年は低迷すると予測していたため、今回の販売台数低迷は予想の範囲内なのかもしれません。


大幅なコスト削減で復活を目指すマセラティだが

ちなみに、サント・フィチリ氏が2025年1月に海外カーメディア・AUTOCAR誌のインタビューにて明らかにした計画は 、社内に新たなチームを編成し、幻滅したディーラーとの関係を修復することで、大幅なコスト削減を実施するというもの。

サント・フィチリ氏は、マーケティングの失敗を認め、競争力維持のために値下げの可能性を強調しました。

ただ、2025年4月より発効されている米トランプ政権の関税措置により、状況は一変する恐れがあり、ステランティスは最近、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに、マセラティとその姉妹ブランドであるアルファロメオの将来に関する調査を依頼したため、両社が売却される可能性があるとの噂が広がっています。

マセラティの販売台数はフェラーリよりも少ない

マセラティは、ステランティスのポートフォリオの中で最も業績の悪いブランドとして有名で、2024年の販売台数はわずか11,300台(年間で僅か942台ペース)。

比較すると、ライバルのフェラーリでさえ13,752台を記録しており、平均取引価格がはるかに高いにもかかわらず、同時期により多くの車両を販売しています。

参考までに、ステランティス・コングロマリットの他の企業も、それほど状況は良くなく、事業を展開するほぼすべての地域で販売台数が減少し、なかには20%もの減少を記録した地域も。

なお前年比で売上が伸びたのは南米のみで、具体的な内訳は以下のとおりです。

北米
2025年第一四半期:325,000台(前年同期比-20%減)
2024年第一四半期:407,000台

欧州
2025年第一四半期:568,000台(前年同期比-8%減)
2024年第一四半期:615,000台

中東・アフリカ
2025年第一四半期:100,000台(前年同期比-15%減)
2024年第一四半期:118,000台

中国・インド・アジア太平洋
2025年第一四半期:12,000台(前年同期比-20%減)
2024年第一四半期:15,000台

累計
2025年第一四半期:1,218,000台(前年同期比-9%減)
2024年第一四半期:1,335,000台


マセラティのみ
2025年第一四半期:1,700台(前年同期比-48%減)
2024年第一四半期:3,300台

以上の通りとなります。

2025年は、ステランティスにとって再建の年となるでしたが、アメリカの自動車関税による市場の不確実性が続いているため、同年はマセラティ含めてステランティスブランドにとって、またしても災難となる1年になるかもしれませんね。

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