記念すべき「シリアルナンバー1」のホンダ・シビックタイプR (FL5)が中古車サイトにて転売!量産1号車はホワイトではなくレーシングブルーパールだった件

記念すべきシリアルNo.1はチャンピオンシップホワイトでは無かったのが意外

2022年9月に発売されて2年7か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)。

発売後僅か4か月で受注停止となり、2025年1月には黒内装を基調としたRacing Black Packageが追加されるも、こちらも併せて現在は受注停止中となっています。

今現在もホンダディーラーでは「予約キャンセル待ち」が多い一方、中古車市場では新車価格よりも高値で取引されています。

こうしたなか、中古車サイト・グーネットにて、シリアルNo.00001のFL5が出品され大きな話題となっています。


シリアルNo.00001の個体は、レーシングブルーパールのFL5

こちらが今回、中古車サイト・グーネットにて掲載されているシビックタイプR (FL5)。

販売元は、神奈川県横浜市を拠点とする正規ホンダディーラーのホンダカーズ横浜 U-Select横浜南店さんで、車両本体価格は678万円(税込み)、総支払額は698.3万円(税込み)となるため、新車価格4,997,300円(税込み)に対して200万円近くもプレ値を付けての転売となります。

本来であれば、正規ディーラーがこのような高額値での転売は許されないかと思いますが、これだけの価値が付いている背景には、シリアルナンバーが記念すべき1台目となる「No.00001」だからなんですね(今後更に価値を高める可能性も?)。

しかもこの個体、販売可能エリアが「茨城県」「栃木県」「群馬県」「東京都」「神奈川県」「千葉県」「埼玉県」「山梨県」「長野県」「静岡県」と、主に関東圏を中心としているため、それ以外の都道府県での取引は不可能ということに。

この他の出品情報を見ていくと、年式としては2022年式で、走行距離は1.4万kmとそれなりに走られているため、おそらくは販売店での試乗車・代車?として活用されていたのだと推測。

そしてボディカラーは、タイプRの象徴ともいうべきチャンピオンシップホワイトではなく、敢えてのレーシングブルーパールという意外性。

よくよく考えて見れば、展示車・プロトタイプとしてHonda ウエルカムプラザ青山では、「シリアルNo.00000」としてチャンピオンシップホワイトの個体が展示されていたので、正式な登録車両1台目がレーシングブルーパールということになるわけですね(シリアルNo.00000は、今後どのように保管されるのか?ユーザー向けに販売されるのかも気になるな…)。

ちなみに、グーネットの掲載情報を見ていくと…

・タイプR
・シリアルNo00001
・市販車1号
・当社デモカー
・6MT
・HondaSENSING
・純正ドラレコ
・Mナビ
・Rカメラ
・ETC
・ブラインドスポットインフォメーション
・サイドカーテンエアバッグ
・フルセグ

とのこと、ドライブレコーダーは前後2カメラセットのDRH-224SD+後方録画カメラを装着。

ちなみに、以前は車内も含めた3カメラタイプのドライブレコーダーがラインナップされていたのですが、バッテリー上がり問題によりホンダアクセスが自主回収及び販売停止にしています。

2ページ目:シビックタイプR (FL5)の中古車相場はどこまで変化してきた?最も高額な個体はいくら?