ホンダの中国法人が新世代「烨(イエ)シリーズ」となるGTモデルを発表!リーク回避を成し遂げた長安マツダ新型EZ-60の実車が世界初公開

(続き)長安マツダより発表された新型EZ-60について

続いて、中国・上海モーターショー2025にて世界初公開された長安マツダの新世代ピュアEVクロスオーバーとなる新型EZ-60について見ていきましょう。

今回のモデルは、マツダと合弁事業のパートナーである重慶長安汽車股份有限公司(長安汽車)の協業を通じて、長安マツダが開発・製造を行う電動車(新エネルギー車)の第2弾となります。

長安マツダの出展テーマである「馭電新境(ユー・デン・シン・ジン:電動車で新境地を切り拓く)」のもと、2024年10月に中国で発売したEZ-6とともに電動車ラインアップを拡充する商品として、2025年中の中国での販売を予定しているとのことです。


EZ-60のエクステリアはこうなっている

こちらが今回、長安マツダより発表された新型EZ-60のエクステリア。

ボディサイズとしては、全長4,850mm×全幅1,935mm×全高1,620mmとミドルサイズ相当で、タイヤサイズは255/40R21インチ、駆動方式は後輪駆動[RWD]となります。

本モデルは、エレガントかつモダンなスタイリング、毎日の運転が楽しい人馬一体の走行性能、車内外の生活をシームレスにするスマート機能を備えたクロスオーバーSUVとして開発が進められました。

パワートレインとしては、電気自動車(BEV)とレンジエクステンダー技術を採用したプラグインハイブリッド車(PHEV)の2機種を設定し、中国の顧客のニーズ・嗜好に幅広く対応。

EZ-60の基本概要について

続いて、EZ-60の概要についても見ていきましょう。

まずはデザインについてですが…

・デザインテーマは“FUTURE + SOUL x MODERN”とし、マツダデザインが追求するエレガントなスタイリングを、新しい生活様式をイメージさせるモダンな造形と融合させたデザイン

・ボンネット先端部などに、空気の通り道を備えることにより、近未来的な印象を醸成するとともに、優れた空力特性、高速走行時の電力消費効率の向上に貢献

続いて走行性能については…

・前後重量配分は50:50で、ストラット式(フロント)およびマルチリンク式(リア)のサスペンション、多様な運転シーンに対応する電子制御ダンパーを採用することにより、人馬一体の走りを提供

・航続距離について、BEVモデルは約600km、PHEVモデルは1回の給油で1,000km以上を想定

続いてスマート機能を見ていくと…

・音声、タッチ、ジェスチャーと、様々な方法での操作が可能なスマートキャビン、運転支援および事故の回避・被害低減を図るインテリジェントドライブ、車外からでも音声操作が可能なインテリジェントパーキングなど、安全および利便性を高めるスマート機能

・26.45インチの5K一体薄型センターディスプレイ、3Dヘッズアップディスプレイを採用。前方に大きく表示される情報やビジュアルが安心安全をサポートしながら、未来感あふれる運転体験を提供

・23個のスピーカーと立体音響システムを介して、臨場感あふれる音響を実現。また、ヘッドレスト内蔵のスピーカーにより、運転席と助手席で異なる音楽を聴くことができる

とのことです。

1ページ目:ホンダの中国法人が発表した、Honda GTこと「烨(イエ)シリーズ」について

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