一部改良版・トヨタ新型ハリアーが2025年6月11日に発表・発売予定!PHEVにGグレード追加、ボディカラーは僅か4色に!特別仕様車も新設定
80系ハリアーとして2回目の一部改良で商品力向上とグレードのスリム化へ
2020年6月に発売されて、もうすぐ5年が経過するトヨタの4代目となる80系ハリアー(Toyota Harrier)。
私もフルモデルチェンジ後のガソリンZ Leather Package[2WD]を所有していたため、今現在でも本モデルの商品力及びコストパフォーマンスの高さに驚かされてばかりですが、今回待望の2回目となる一部改良が予定されています。
1回目の一部改良は2022年9月で、上位グレードにフル液晶メーターが採用されるだけでなく、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルが追加されることで、更に商品力を高めてきました。
今回の2回目となる一部改良は、果たしてどのような改良・変更が実施されるのか?早速チェックしていきましょう。
2回目の一部改良は2025年6月11日に発表・発売予定!
まずは、2回目となる一部改良版ハリアーの発表・発売時期についてですが、2025年6月11日を予定しています。
その前の先行受注受付けに関しては、2025年4月24日と既に始まっており、多くのトヨタディーラーでは見積もり作成が可能になっているものと予想されます。
一部の噂では、今回の改良が「ビッグマイナーチェンジでフロントマスクがハンマーヘッドに変化する」といった情報が展開されていましたが、残念ながら内外装デザインに大きな変更はなく、あくまでも商品改良という形に留まるため、グレード構成の集約やボディカラーの縮小、プラグインハイブリッド(PHEV)の廉価グレード追加、そして特別仕様車の追加に留まるようです。
グレード構成の見直し!エントリーグレードSを廃止へ
まず、今回のグレード構成で少々驚きだったのは、エントリーグレードSが廃止となること。
元々ハリアーはガソリンS[2WD]のみのラインナップとなっていましたが、今後はGグレードとZグレード、Z Leather Package、そしてPHEV ZとPHEV Gに集約されることに(PHEV Gは後ほど解説)。
街中でも時折見かけるSグレードですが、レンタカーや営業車などで活躍しているモデルかと思っていたものの、意外にも販売需要としては低く、トヨタとしても上位グレードへと誘うような内容にまとめてきているのかもしれませんね。
今回の一部改良で一番の商品力アップはGグレードに!
続いて、今回の商品改良で一番の変化となるのが、最安値のGグレード。
こちらはガソリンG/HEV Gが継続してラインナップされる一方で、これまで装備されなかった機能、そしてメーカーオプション扱いだった機能が全て標準装備となり商品力が向上することに。
具体的な変更点としては以下の通りですが、足もとのタイヤアルミホイールやパノラマガラスルーフ、シートベンチレーション以外においての差別化がほとんどないため、ある意味でハリアーの訴求グレードになることは間違いなさそうですね。
[Gグレード/HEV Gグレード]
●12.3インチフル液晶メーターを標準装備
●ステアリングヒーターを標準装備
●フロントシートヒーターを標準装備
●ステアリングヒーターを標準装備
●12.3インチディスプレイオーディオを標準装備
[Zグレード/HEV Zグレード]
●ステアリングヒーターを標準装備
●フロントシートヒーターを標準装備
●パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能)を標準装備
[Z Leather Package/HEV Z Leather Package]
●パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能)を標準装備
●置くだけ充電を標準装備
●寒冷地仕様を標準装備
以上の通りとなります。
参考までに、Zグレード/Z Leather Packageグレード、そしてPHEV Zグレードの改良内容と装備内容見直しもまとめていますが、こうして見るとGグレード/Zグレードの商品力がとてつもなく上がっているのがわかり、Z Leather Packageの魅力はシートベンチレーションや調光パノラマガラスルーフぐらいになりそう。