日産がフルモデルチェンジ版・新型リーフに関するティーザー動画を公開!遂にダークメタルグレーのリーフも…抗力係数(Cd値)はプリウス並みの「0.25」を実現

(続き)フルモデルチェンジ版・日産の新型リーフに関する最新技術をチェック

引き続き、日産公式が公開しているフルモデルチェンジ版・新型リーフに関する最新技術をチェックしていきましょう。

日産としては初となる「調光パノラミックガラスルーフ」を採用

そして、今回の新型リーフの開発に携わるプログラム・デザイン・ディレクターの田勢信崇 氏は、次のように述べています。

新型リーフは、個性的なデザインや高度な技術、先進的な機能を追加しました。

フロントフェイスは滑らかなシルエットで、ホイールデザイン、グリルシャッターなど、あらゆる要素が空力性能向上に寄与しています。

すべてのデザインエレメントは、空力効率とエネルギー効率を考えて決定してきました。

調光パノラミックガラスルーフも例外ではありません。

これにより、空気の流れが剥離する重要なポイントで車両の高さを12mm減少させながら、調光機能を備えることで室内の十分なヘッドルームを確保できました。

今回の新型リーフより初採用され、メーカーオプションとして設定される遮熱仕様の調光パノラミックガラスルーフは、、室内空間を圧迫する従来のサンシェードは不要となり、後部座席のヘッドルームを損なうこともなくなります。

ちなみに調光パノラマガラスルーフは、既にトヨタ現行ハリアー (Toyota New Harrier)にも採用されている機能なので「世界初の機能」ではありませんが、ハリアーの調光パノラマガラスルーフに比べて、どの程度の遮光性や遮熱性があるのか気になるところですね。


新型リーフには、まだまだ隠された新技術がありそう

日産の田勢氏によると、今回の調光パノラミックガラスルーフは、エレクトロクロミック技術により、ボタン操作ひとつでガラス層内の分子の並び方を調整し、ガラスの透明度と室内に入る光の量をコントロールすることができ、いつでも明るく快適な室内空間を楽しむことができるとのこと。

さらに、調光パノラミックガラスルーフには赤外線(IR)反射コーティングが施されており、日射による負荷も軽減するそうです。

この他、日産のCMF-EVプラットフォームは新型リーフの広々とした室内空間に寄与していて、同プラットフォームの採用はフラットなフロアを実現し、乗員全員に広々とした開放感をもたらすのもポイント。

このようにリーフは、実用性を犠牲にすることなく、スリークで大胆なエクステリアデザインを実現しているとのことです。

1ページ目:新型リーフの抗力係数(Cd値)は、トヨタ・プリウスに匹敵する0.25を実現!

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