これは予測できないな…交差点で2番目に右折待ちしていたトヨタ・ハリアーが突っ込んでくる「う直事故」が発生。スバル新型フォレスター S:HEVの納期が大幅短縮に
今回の事故は、明らかにハリアー側に問題があると考えられ、避けることは極めて難しい考えられる
2025年6月7日の18時35分ごろ、東京都八王子市の「道の駅・八王子滝山」付近にある、新滝山街道の交差点にて、何とも予測の難しい「う直事故」が発生しました。
新滝山街道の交差点を直進している車両に対し、反対車線で右折待ちをしている対向車がいるわけですが、先頭ではなく2番目の右折待ちのトヨタ・ハリアー (Toyota Harrier)が、突如として直進車両の目の前を遮る?封鎖する?ような右折を行い、直進車両は避けることも出来ずにそのまま衝突。
「かもしれない運転」にしては中々に予測のできない事故なわけですが、具体的に画像を見ていきながら、どのような事故だったのかを見ていきましょう。
様々な状況を考えても、ハリアーの右折を避けることは難しい
こちらが、2025年6月7日の18時35分ごろ、東京都八王子市の「道の駅・八王子滝山」付近にある、新滝山街道の交差点にて事故が起きる直前の画像となります。
上の画像にある通り、交差点の信号は青信号になっていて、直進している車両の走行速度は「63km/h」を表示しています。
なお、この新滝山街道の法定速度は60km/hとなるため、若干の速度オーバーではあるものの、過度なオーバースピードではなく許容の範囲内なのかもしれませんが、後続は左側車線の車両含め、周りの流れに合わせての速度だったのかも?
交差点に進入していく直進車両。
反対側の右折専用レーンの先頭には、ホワイトカラーのホンダ現行N-BOX Customが右折待ちをしていて、しっかりとウィンカーが点灯していることも確認。
そのまま交差点を真っすぐ通過しようとしたところ…
2番目の右折待ちのハリアーが目の前に!
何と反対側の右折待ちしていた2番目の車両(トヨタ・ハリアー)が、先頭待ちのN-BOXを避けて先に右折?もしくは転回しようとしているのが確認できます。
この時点での速度は変らず63km/h。
直進車両が仮に急ブレーキをかけようとしても急停車は難しく、右側にはN-BOXがいて右側に逃げることはできませんし、おまけに直進車両は右側車線を走行しているため、左側に車両がいるかもしれませんし、更に後続にも車両がいるかもしれないため逃げることは不可能。
そのまま直進車両は減速することなく正面から衝突。
何ともハリアーの行動パターンが全く読めない状況での事故となったわけですが、直進を優先すべきところを、ハリアーが無視して右折したことで起きた「う直事故」になります。
それにしても…これだけの衝撃を受け手の事故ともなると、直進車両はもちろんのこと、右折してきたハリアーの損傷も大きいですし、何よりもドライバー含めた乗員のケガの状況が心配なところ。
う直事故の場合、過失割合はどうなる?
続いて、今回のう直事故による過失割合を考えていきましょう。
今回の事故の例だと、両車「動いている状態」であることから、最低ラインでも「直進車が2割、右折車が8割」といったところ。
ただ、ハリアーが先頭の右折車両を避けて無理やり右折(もしくは転回?)しようとしていることを考えると、「直進車が1割、右折車が9割」ということも考えられそう。
ただその一方で、事故現場の交差点は「展開可能な交差点」でもあったために、人によっては「展開してくるかもしれない」と予測できたのでは?と指摘してくる人もいらっしゃるかもしれません。
幸いにして、ドライブレコーダーの映像が残っていることが最大の武器になる
今回の場合、ドライブレコーダーの映像が残っていることも考えると(おまけにSNSにて拡散されてしまっている)、証拠内容としては十分なため、先ほどの最低ラインの過失割合から「9:1」に持っていくことも可能かも?しれないのですが、「明らかに右折してきたハリアーの方が悪い」と判断し、「10:0」に持っていくことも可能なのかは気になるところ。
ちなみに、10対0の過失割合に持っていける可能性がある例としては、先ほどの通りドライブレコーダーなどの証拠が十分残っていて、目撃者の証言及び、警察の資料を加害者側に提示することで認めてもらうことが一番手っ取り早いのかも。
この他にも、直進車両(被害者側)が任意保険及び弁護士特約に加入していれば、弁護士と相談することで相手方と交渉したり、もしくは保険会社と示談交渉を代行することで進めることも可能だと思われます。
ただそうなると、加害者側も示談に応じなかったり、ゴネてくる危険性もありますし、何よりも一番怖いのは「相手方が無保険」だった場合が最悪のパターン。
相手方が修理代などを支払えるだけの経済力が無く、被害者側が泣き寝入りする恐れもありますから、今回の「事故後」がどのように進んでいるのかが気になるところだと思います(事故の動画はインスタグラムにて閲覧することが可能です)。