日本の品質大丈夫か…ホンダ・オデッセイ/N-BOX/N-WGN等に「再び」燃料ポンプの大量リコール!アルファロメオはブレーキが効かない恐れ
定期的に届け出される燃料ポンプ関係のリコールだが、ホンダが”異品”を出荷した模様
ホンダの主力モデルとなるオデッセイやN-BOX/N-BOXCustom、ジェイド、N-VAN、そしてN-WGN/N-WGN Customの7車種・計12,653台にリコール。
不具合内容としては、以前何かと話題になった低圧燃料ポンプの改善措置において、改善措置部品の梱包作業が不適切なため、異品のパッキンを出荷したものがあるとのこと。
そのため、改善措置において異品のパッキンが組付けられ、燃料ポンプと燃料タンクのシール性が不足し、燃料満タン時に燃料が漏れるおそれがあるとしてリコールを届け出ています(国土交通省の公式プレスリリースより引用)。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は報告されていないものの、既に6件もの不具合が報告されており、販売会社からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象台数][オデッセイ]
・6AA-RC4/RC4-1150011~RC4-1168928/平成29年10月23日~令和元年8月26日/7,469台・DAA-RC4/RC4-1028195~RC4-1031237/平成29年7月8日~平成29年9月25日/761台
・DBA-RC1/RC1-1126165~RC1-1127771/平成29年7月13日~平成29年9月21日/6台
・DBA-RC1/RC1-1200927~RC1-1209972/平成29年11月27日~令和元年8月19日/45台
・DBA-RC1/RC1-5200003~RC1-5200024/平成29年11月22日~令和元年8月21日/12台
[N-BOX/N-BOX Custom]
・DBA-JF4/JF4-1000103~JF4-1051905/平成29年7月28日~令和元年9月26日/1,182台・DBA-JF4/JF4-2000056~JF4-2024075/平成29年7月28日~令和元年9月23日/376台
・DBA-JF4/JF4-3000001~JF4-3000014/平成30年3月21日~令和元年6月21日/7台
・DBA-JF4/JF4-4000003~JF4-4000052/平成30年4月18日~令和元年9月13日/15台
・DBA-JF4/JF4-8000001~JF4-8001653/平成30年3月20日~令和元年9月20日/562台
・DBA-JF4/JF4-8100003~JF4-8100322/平成30年4月17日~令和元年9月11日/91台
・6BA-JF4/JF4-1100036~JF4-1108514/令和元年10月3日~令和2年2月11日/49台
・6BA-JF4/JF4-2100075~JF4-2103257/令和元年10月8日~令和2年2月6日/10台
・6BA-JF4/JF4-8200002~JF4-8200336/令和元年10月2日~令和2年2月11日/112台
・6BA-JF4/JF4-8300002~JF4-8300054/令和元年10月7日~令和2年2月11日/12台
[ジェイド(JADE)]
・DAA-FR4/FR4-1100025~FR4-1102835/平成30年4月20日~令和元年8月9日/1,374台・DAA-FR4/FR4-1015825~FR4-1016113/平成29年8月23日~平成30年1月29日/47台
[N-VAN]
・HBD-JJ2/JJ2-1000016~JJ2-1001301/平成30年6月16日~令和元年9月26日/33台・HBD-JJ2/JJ2-2000188~JJ2-2001068/平成30年9月17日~令和元年8月1日/19台
・HBD-JJ2/JJ2-3000016~JJ2-3015402/平成30年6月15日~令和2年1月13日/309台
・HBD-JJ2/JJ2-4000028~JJ2-4004701/平成30年6月15日~令和元年11月6日/69台
[N-WGN/N-WGN Custom]
・6BA-JH4/JH4-1000084~JH4-1003675/令和元年7月4日~令和2年2月25日/69台・6BA-JH4/JH4-2000017~JH4-2000827/令和元年7月5日~令和2年2月21日/20台
・6BA-JH4/JH4-8000003~JH4-8000009/令和元年8月7日~令和2年2月4日/4台
以上の通りとなります。
改善措置として、全車両、低圧燃料ポンプのパッキンを正規品に交換し、周辺部品(ロックナット等)を新品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「ホンダのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。