(2025年)レクサスNXが”シレッ”とサイレント改良へ。価格は据置きながらもソニッククォーツやブラックのメインカラーを廃止へ

今回は小規模改良及び価格の変化が無かったために、サイレント変更に留めたのだと予想

2025年7月に一部改良が予定されていたレクサスNX。

てっきりトヨタ/レクサスの公式ニュースリリース/プレスリリースにて発表されるのかと思いきや、実は2025年7月1日にサイレントリリースされており、公式ホームぺージ上でもシレッと情報が更新・変更されていました。

今回の改良は、内外装の変更は特になく、あくまでも一部装備内容のアップグレードや、ボディカラーの変更、ディーラーオプションの追加に留まり、一方でグレード別価格帯は何も変更されず据置になっているので、トヨタ/レクサス共にニュースリリースによるアナウンスは必要なかったのかもしれませんね。

とはいえ、「何が改良・変更されたのか?」はしっかりと記録として残してほしいですし、特に今回のサイレント改良では「主力カラーが廃止・追加」されているため、廃止となったボディカラーを検討している方からすると”改悪”でしかないわけですからね…

早速、具体的にどういった改良・変更が行われたのか見ていきましょう。


ボディカラーの見直し

まずは、NXのボディカラーが見直されたことについて。

レクサスのF SPORTグレード以外で、主力カラーともいえるホワイト系のソニッククォーツですが、実は今回の改良で廃止になりました。

そのため、非F SPORTのベースグレードやversion L、そしてF SPORTグレードにおいて、ホワイト系はホワイトノーヴァガラスフレークに統一されました。

この他も見ていくと、スタンダードなブラックも廃止になりましたし、あとはCT200hやUXでも採用されていたマダーレットも廃止になってしまいました。

その代わりとして、ベースグレード/version L/F SPORT共に選択可能なラディアントレッドコントラストレイヤリングが追加されたわけですが、まさかSUVにラディアントレッドを設定してきたのは意外でしたね。

■ホワイトノーヴァガラスフレーク

■ソニックチタニウム

■ソニッククロム

■グラファイトブラックガラスフレーク

[NEW]ラディアントレッドコントラストレイヤリング

■ソニックカッパー

■ムーンデザート

■テレーンカーキマイカメタリック

■ヒートブルーコントラストレイヤリング

■セレスティアルブルーガラスフレーク

改めて、非F SPORTでも設定可能なホワイトノーヴァガラスフレークを見ていきましょう。

こればかりは実車で見てみないと何とも言えない所ですが、少し青みがかかった色が含まれたホワイト系で、メッシュパターンのスピンドルグリルにマッチしたカラーでもあるため、非F SPORTだと違和感がありそうではあるものの、これも何れ見慣れて来るのかもしれません。

ちなみにこちらが、NX350h F SPORT×ホワイトノーヴァガラスフレーク。

そしてこちらが、RCやLCなどのスポーツモデルに採用されているラディアントレッドコントラストレイヤリング。

SUV系でこのカラーが採用されたのは初めてかと思われますが、今後やRXやRZなどにも採用されるのか気になる所です。

ちなみにこちらが、レクサスLC500/LC500hにて採用されているラディアントレッドコントラストレイヤリング。

実は採用されなかった三眼LEDヘッドランプの全車標準装備

続いて、こちらはちょっと意外だったのが三眼LEDヘッドランプの全車標準装備。

前情報では、NX350hのベースグレードでも三眼LEDヘッドライトが標準装備されるとの噂でしたが、サイレント改良後の主要装備一覧を見ていくと、ベースグレードはこれまでと変わらず単眼LEDヘッドライトが標準装備のようですね。

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