ホンダのi-VTECエンジンに関してユーザーが訴訟「約32万km走らせても問題ないはずのエンジンが故障し、保証も無かった」。インフィニティが新型QX80の新グレードを発表
(続き)インフィニティが新型QX65モノグラフ・コンセプトに続き、QX80 Track Specを発表!
日産の北米専売ブランドでお馴染みとなるインフィニティは先日、2026年モデルとなる新型QX80をベースにしたスポーツグレードのQX80 Sportを発表したばかり。
そして今回、2025年8月15日より開催のモントレー・カー・ウィークにて、QX80をベースにしたハイパフォーマンスグレードの新型QX80トラックスペック (Infiniti New QX80 Track Spec)を世界初公開しました。
今回発表されたTrack SpecやSportグレードは、何れも「スタイルや快適性、ラグジュアリーを犠牲にすることなく、人生を最大限に楽しむ」ために設計されていますが、Track Specはどのような仕様に仕上げられているのかチェックしていきましょう。
QX80 Track Specは、日産GT-R R35 T-SpecのラグジュアリーSUV版に相応しい一台

こちらが今回、モントレー・カー・ウィークにて世界初公開された新型QX80 Track Spec(インフィニティ公式ニュースリリースより引用)。
本モデルは、キャデラック・エスカレードVのようなモデルを競合とし、改良された排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載することで、最高出力456ps → 659ps/最大トルク699Nm → 1,016Nmへと大幅にアップデートされています。
※キャデラック・エスカレードVは、排気量6.2L V型8気筒スーパーチャージャー付エンジンを搭載し、最高出力691ps/最大トルク885Nmを発揮

インフィニティは、このコンセプトカーが「同社史上最もパワフルな車両」であると説明していて、そのパワーアップは「純正の内部部品を使用して達成された」と説明。
新しいターボチャージャーとエキゾーストシステムに加え、エンジニアたちの工夫によって改良された燃料インジェクター、大容量インタークーラー、そしてラムエアインテークも搭載しました。
これらすべてが量産化に十分可能であるように思われ、標準装備のV型6気筒エンジンが、既に生産終了とアナウンスされている伝説の日産GT-R R35からの「正常進化」したものであることは注目に値します。

エンジンを別にすれば、このコンセプトカーはフロントスプリッターや形状変更されたサイドスカート、そして力強いフェンダーを含むアグレッシブなボディキットによって、ストリート志向のルックスを実現。
さらに、専用のインテークや改良されたフェンダーベント、そしてQX80 Sport由来のグリルも採用されています。
もう一つ注目すべきいは、リアの4本出しのエキゾーストシステムとスポーティなディフューザーで、さらにブラックとブルーのボディカラーのラッピングと、ブレンボ製ブレーキシステムを備えた24インチ大口径アルミホイールも採用されていますが、このモデルが将来的に市販化されるかまでは不明です。
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