ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型ISの超マニアック解説。ムーンルーフ、電動リアサンシェード、ドアストライカーの存在も確認
3度目のビッグマイナーチェンジ版となる新型ISの更にマニアックな注目ポイント
2025年9月9日に突如とした発表された、レクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型IS。
今回で3代目の30系モデルとしては、3度目のビッグマイナーチェンジとなる新型ISですが、現時点で日本市場では、ハイブリッドモデルとなるIS300h[2WD]/IS300h F SPORT[2WD]/IS300h version L[2WD]の3グレード構成のみでの販売となります。
一方でアメリカ市場では、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載するIS350 F SPORT[2WD/4WD]とIS350 F SPORT Handling[2WD/4WD]の2グレードのみの展開となります。
そんな新型ISについて、当ブログではIS300 F SPORT Mode Black[2WD]とIS500 F SPORT Performance[2WD]のオーナー目線として、どこよりも細かく、マニアックな解説を行ってきました。
今回は、更に細かく画像を見ていくなかで、新たに発見したマニアックなポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
無いと思われたムーンルーフが設定される?!

まずは、新型ISのムーンルーフの有無について。
前回のブログにて、新型ISの気になるポイントのなかで「ムーンルーフは設定されないのでは?」との内容を公開しましたが、改めてニュースリリースに掲載された公式画像を見ていくと、ムーンルーフが備わっているという「証拠画像」を発見。

その画像がコチラ。
今回のビッグマイナーチェンジでは、デジタルインナーミラーが設定されるとのことで、上の画像が公開されたのですが、実はこの画像でもう一つ注目すべきなのが、その上に設けられているルームランプスイッチが設けられたエリア。
よ~く画像を見てみると…

上の画像の赤四角の通り、何とチルト&スライド用のムーンルーフ用スイッチの存在を確認。
スイッチのレイアウトが異なるようにも見えますが(現行ISは、左側にチルトのON/OFF、右側にスライドのON/OFFスイッチが設けられている)、この画像からも、しっかりとムーンルーフが備わっていることが確認できましたし、おそらく現行モデル同様にメーカーオプションとして設定されるのではないかと予想されます。
フロントサンシェードのトリムカラーがアイボリー系なのが気になりますが、もしかすると現行RXのデジタルインナーミラーの流用の可能性もありますが、それはそれでレクサス側の悪意が感じられるところでもあります。
まさかの電動リアサンシェードスイッチも?!
そしてもう一つ注目したいのが、上の画像の左側に設けられている謎のアイコンが描かれたスイッチ。
このスイッチ、よ~く見てみるとLS/GS等に設定されている自動リアサンシェード用のスイッチなんですよね。
まさかISでも電動リアサンシェードが設けられる可能性が高まるとは…
エントリースポーツセダンから、一気にラグジュアリー志向のセダンへとアップデートすることを示唆しているのでしょうか。
ドアストライカーも採用へ

続いて注目したいのが、上の画像の赤丸部分。
これは、直近で発売された改良型LCにも採用されたドアストライカー。
本パーツは、自動車の車体に取り付けられることにより、ドア側のフックやラッチと噛み合うことでドアを固定する専用部品。
ドアを閉めた際に「カチッ」と音がするのは、このストライカーとドアロックの機構が噛み合った音であり、ドアがしっかりと閉まったことを示します。
これは、自動車の安全性を確保するための重要な部品であり、その保持強度は法規で規定されているため、今回のドアストライカーの採用により、更なる剛性向上が期待されます。
エアコンの吹き出し口の形状が変更されていた

続いては、エアコンの吹き出し口について。
これはマニアックなポイントではなく、一番最初に気付くべき変更ポイントだと思うのですが、実はエアコンの吹き出し口が、カローラ系の円形タイプからスクエア形状に変更されました。
シャープでシンプルなエアコン吹き出し口が、角ばったことで存在感を演出していますね。
リアベンチレーションにもメッキ調加飾あり?

あととても細かいのですが、リアベンチレーションのつまみ部分に加飾が加味され、ちょっとした高級感アップにつながっていますね。


