トヨタ新型ランドクルーザーFJ (ランクルミニ)が2026年春にデビュー予定!2.7Lガソリンのみの設定で、ランクル300にはPHEVの噂も
既に特許画像がリークされているランクルFJだが、遂に2026年春にデビュー予定
2025年5月、突如として特許画像が完全リークされたトヨタ新型ランドクルーザーFJ (Toyota New Land Crusier FJ)。
別名ランドクルーザーミニとも呼ばれているこのモデルですが、どうやらジャパンモビリティショー2025でのデビューが濃厚で、2026年春頃に発売予定との噂が浮上しています。
以前より何かと噂の絶えないランクルFJですが、今回新たに報道されているのはパワートレイン。
この他にも、現行ランドクルーザー300をベースにした新たなパワートレインについても噂が浮上しているので、こちらも併せてチェックしていきましょう。
日本向けのランクルFJには、2.7L直4エンジンのみが設定か

こちらが、フィリピンの特許庁(WIPO)に出願されている新型ランドクルーザーFJと思われる特許画像。
既に様々なレンダリングアーティストも作成している見慣れたデザインかと思いますが、ランクル特有の大柄なボディサイズとは異なり、全長4,350mm程度のCセグメントSUVに近いコンパクトさで、街中でも取りまわしのし易いモデルになると言われています。
そんなランクルFJですが、日本での販売計画は2026年春頃を予定しているそうで、パワートレインもランクル250やランクルプラドなどに採用されている排気量2.7L 2TR型直列4気筒自然吸気エンジンのみで、一方の排気量2.8L 1GD型直列4気筒ディーゼルターボエンジンは搭載されないとのこと。
ディーゼルエンジンも含めるとひっ迫する恐れ

ガソリンエンジンのみがラインナップされる背景には、先ほどの通り、ディーゼルエンジンはランクル250や日野など、幅広いモデルで活用されるために供給が追い付かないとの見立てで、まずはユーザーの動向を確認しつつ、実質1グレード展開での様子見になると予想されています。
ボディサイズも、カローラクロスのようなCセグメントSUVともなれば、それこそスズキ・ジムニーシリーズのように、男性だけでなく女性からの支持も高くなるでしょうから、より幅広い層に愛されるランクルとなりそうですし、一方で人気が高過ぎてすぐに長納期化 → 即受注停止という可能性も高そう。
何れにしても、ランクルFJは簡単に購入できないであろうモデルになることは発売前から分かり切っていることですし、それこそ発売当初は、すぐに業者の手に渡って高額値で転売祭りが始まることは想像に難しくないと思います。
ランクルFJのプラットフォームは、ハイラックスチャンプのIMV-0が濃厚

ちなみに、ランクルFJのプラットフォームについては、ランクル250/ランクル300/レクサスLX600に採用されているようなTNGA-Fプラットフォームではなく、タイ市場などでラインナップされているハイラックスチャンプのラダーフレームベースとなるIMV-0プラットフォームが濃厚とのこと。
これにより、オフロードでの走破性向上はもちろんのこと、耐久性向上にも期待できるため、舗装されていない道を走るときも安心感は高め。

先ほどもお伝えした通り、パワートレインは排気量2.7L 直列4気筒自然吸気エンジンの一択となることが予定されていますが、ランクル250のようにボディサイズにマッチしない非力なエンジンとはならなそうですし、ランクルFJとの相性も良さそう。
あとは、インテリアがどのように仕上がるのかが気になるところで、それこそランクル250相当の内装に仕上げて来るのか、はたまたコストを抑えた簡易的な内装に仕上げて来るのかは不明です。
