ホンダ新型プレリュードの加速は「9秒台」でシビックタイプR (FL5)と大差!オーナーが0-100km/h加速計測で確信した「速さよりデートカー」のコンセプトと真の姿とは?

新型プレリュードの加速性能は速い?それとも…

2025年9月に私に納車されて、もうすぐ2週間が経過するホンダ新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)。

今回は、2ドアスポーツクーペ本来の性能を確かめるべく、0-100km/h加速時間を計測してみることに。

0-100km/hの速さを求めることがスポーツカーの在るべき姿、というわけではありませんが、まだまだ市場には出回っていない車だからこそ、具体的な記録が公開されていないプレリュードの加速性能は果たしてどの程度ものなのか?今後蓄積していくであろうデータの一つになればと思い計測しています。

排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターを組合わせた、新世代ハイブリッドe:HEVの加速性能は、シビックタイプR (New Civic Type R, FL5)と比較して、どの程度違いが出るのかも検証しているので、少しでも参考になりましたら幸いです。


新型プレリュードで0-100km/h加速!一体何秒で走れる?

それでは早速、新型プレリュードで0-100km/h加速時間を計測してみることに。

上の動画でも、実際に検証しているので参考にしていただけますと幸いです。

条件としては、最もノーマルにチューニングされたCOMFORTモードと、最もスポーティにチューニングされたSPORTモードの2種類で0-100km/h加速を計測。
※SPORTモードでは、Honda S+ Shiftモードで検証していたため、後日改めてHonda S+ Shift無しで比較してみようと思います

なお、何れの走行モードもマックスの加速性能を発揮できるようにエアコンはOFFにし、乗員数も1人のみ、撮影機材以外の荷物は特に載せていない状態です。

実際に計測してみての結果としては以下の通り。

■COMFORTモード:9.08秒

■SPORTモード:9.10秒

以上の通り、意外にもCOMFORTモードの方が早く、SPORTモードの方が少し遅い結果となりましたが、走行モードにおける加速性能のチューニングは特に無し?と考えた方が良さそうなのでしょうか。

折角なので、2回目のSPORTモードでの0-100km/h加速時間を計測したところ、1回目よりも遅い9.22秒を記録しました。

なお、6速MTモデルのシビックタイプR (New Civic Type R, FL5)でも0-100km/h加速時間を計測していますが、ホイールスピンしながらも6.17秒と大きく異なることがわかりますね。

プレリュードの60-100km/h加速時間も計測

先ほどの動画では、0-100km/h加速時間以外にも、中間加速の60-100km/h加速時間も計測。

条件も同じCOMFORTモードとSPORTモードの2種類で計測し、エアコンもOFFの状態にしています。

実際に計測してみての結果としては以下の通り。

■COMFORTモード:5.20秒

■SPORTモード:5.25秒

以上の通り、やはりCOMFORTモードに比べてSPORTモードの方が少し遅い結果となっています。

なお、SPORTモードのみ2回目の計測を行ったところ、5.16秒となりましたが、劇的に速くなるようなことはなく、誤差程度と考えた方が良さそう。

2ページ目:プレリュードは「速さ」よりも、大切にすべきものがある