海ほたるPAでの無免許事故を起こしたイタリア人インフルエンサーが「35時間で釈放&不起訴」の衝撃!『皆様の寛大さに感謝』投稿が大炎上

外国人による事故後の不起訴処分は、もはや定番化しつつある

前回のブログにて、千葉県木更津市中島地先海ほたるにある、東京湾アクアラインのパーキングエリア(通称:海ほたるPA)にて、イタリア人女性インフルエンサーのGiulia Mazzaこと「@studytme」が、自身が国際運転免許証を所持していないことを知りながら、駐車場にて他人のレンタカーを操作し事故を起こし大問題となりました。

レンタカーでの事故の瞬間は、インフルエンサーの生配信で明らかになり、更にレンタカーのトヨタMR2を借りていたのは、Giulia Mazzaではなく、シンガポール生まれの日本人女性でインスタグラム「Zumi」という名称で活動している、全く別の人物でした。

今回の事故で大炎上したGuilia Mazzaは逮捕されましたが、何と35時間後には釈放となり、不起訴となったことが明らかとなりました。


Guilia Mazzaの釈明文が「火に油を注ぐ内容」となり更に大炎上

今回の騒動について、Guilia Mazzaは自身のSNS・Xにて以下のように投稿しており、「警察に身柄を拘束されて35時間後に釈放された」「日本のルールを把握していなかった」「警察に誠実に説明したところ、不起訴となった」と報告。

当然のことながら、この投稿を見た人たちは「軽率な行動をしておきながら、不起訴はあまりにも酷すぎる」「二度と日本に来るな」といったコメントが多く大炎上。

I want to share what happened recently in Japan, to clarify the facts and take responsibility for my mistake.

I apologize for not speaking about this sooner. I spent two days in police custody without access to my phone, and once I was released, I took a few days to process everything, reflect, and handle matters privately before speaking publicly.

I wanted to make sure I took responsibility directly with those involved before addressing the situation here.

A few days ago, while traveling with a friend, we rented a car. I have an Italian drivers license however, I do not have a Japanese license or an international driving permit (IDP), so my friend was the one legally allowed to drive. I never drove the car on public roads or had the intention to ever drive.

The only moment I touched the wheel was inside a parking lot. I was already sitting in the driver’s seat and wanted to move the car forward by a couple of meters to give space to others. It was a small gesture meant to be helpful, but it was a mistake.

I have since learned that in Japan, even moving a car without a license is considered driving without a license, which is a criminal offense in the country.

After the incident, I immediately apologized to the owners of all cars involved, ensured everyone was safe and no one was injured, and then asked bystanders to contact the police.

The police arrived and followed procedure.

I fully cooperated, gave every detail, and after around 35 hours in detention, I was released. The prosecutor acknowledged that I didn’t intend to break the law and understood that I thought it was acceptable to move the car inside of a private parking lot.

After verifying the situation, I was released without any fine or penalty and authorities recognized that I acted in good faith.

take full responsibility for what happened.

I deeply apologize to:

The car owners, for the stress and damage I caused

The Japanese authorities, for having to deal with this situation

My family, friends, and community, who were worried and contacted me repeatedly

And most importantly, I want to apologize to the Japanese people.

I know that my mistake has disappointed and upset many. What hurts the most is realizing that, even after this incident, so many Japanese people have shown me understanding, kindness, and love instead of hate. I’m truly sorry for letting you down, especially in a country I deeply admire and respect.

I’ve always wanted to represent foreigners in Japan positively, by being able to show respect, curiosity, and gratitude. This incident goes against everything I believe in, and I will keep reflecting on it to make sure I never make a mistake like this again.

I’m already in contact with the car owners to make things right, and I will keep cooperating fully. I am remaining in Japan until this situation is resolved.

Thank you to everyone in Japan who treated me with fairness and empathy. Your compassion means more than I can say.

Giulia Mazza @studytme

via:X(旧Twitter)

上記は英語での釈明文となりますが、日本語でも釈明文を公開。

「公正さと温かい思いやりを示してくださった日本の皆様に、心から感謝」

念の為、注目すべきポイントは太字にてまとめています。

This was translated by an online translate. Please forgive me if there are some mistakes in the language used.

日本で起きた出来事について、事実を正確にお伝えし、自分の過ちに対して責任を取るためにの投稿を書きます。

この件についてもっと早くお話しできず、申し訳ありません。

私は2日間、警察の拘留下にあり、その間は携帯電話などに一切アクセスできませんでした。

釈放された後は、状況を整理し、冷静に考え、関係者の方々と直接お話しして責任を果たすことを優先していたため、公に話すまで少し時間がかかりました。

数日前、友人と一緒に旅行中にレンタカーを借りました。私はイタリアの運転免許証を持っていますが、日本の免許証や国際運転免許証(IDP) は持っていません。

そのため、運転が許可されていたのは友人だけでした。私は公道で車を運転したことは一度もなく、そのつもりもありませんでした。

ハンドルに触れたのは、駐車場の中だけです。

すでに運転席に座っていた私は、隣の車の方々が停めやすいようにと思い、ほんの数メートル前に車を動かしました。助けになるつもりの小さな行動でしたが、それが間違いでした。

後になって、日本ではたとえ駐車場内であっても、免許を持たずに車を動かすことは「無免許運転」と見なされ、刑事犯罪に当たることを学びました。

事故の後、すぐに関係する車の所有者の方々に謝罪し、けが人がいないことを確認し、安全を確保した上で、周囲の方に警察への連絡をお願いしました。

警察の方々は到着後、適切な手続きを行いました。

私は最初から最後まで誠実に協力し、すべての経緯を説明しました。

約35時間の拘留の後、 私は釈放されました。

検察官の方は、私に違法行為の意図がなかったこと、そして駐車場内であれば問題ないと誤って思っていたことを理解してくださいました。

状況を確認した上で、罰金や処罰は科されず、善意で行動したことを認めていただきました。

この出来事についての責任は、すべて私にあります。

心よりお詫び申し上げます。

・車の所有者の方々へーーご迷惑とご心配をおかけしました。

・日本の当局の皆様へ――お手を煩わせてしまいました。

・私の家族、友人、そしてコミュニティの皆さんへーー心配をかけてしまいました。

そして何よりも、日本の皆様に心からお詫び申し上げます。

私の過ちによって多くの方を失望させ、不快な思いをさせてしまったことを深く反省しています。

それでもなお、多くの日本の方々が私に対して理解や優しさ、愛情を示してくださったことに胸が痛むと同時に、心から感謝しています。心から申し訳なく思うとともに、私はこの国を心から尊敬し、愛しています。

私はこれまで、日本で外国人として敬意・好奇心・感謝の気持ちを持って行動する姿を見せたいと思ってきました。

今回の出来事は、その信念に反するものであり、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、深く反省し続けます。

現在、車の所有者の方々と連絡を取り、誠実に対応を進めています。すべてが解決するまで、日本に滞在し、責任を果たすつもりです。

最後に、このような状況の中でも私に公正さと温かい思いやりを示してくださった日本の皆様に、心から感謝いたします。

皆様の寛大さと優しさは、言葉では言い表せないほどの支えになっています。

via:X(旧Twitter)

上記の通りとなりましたが、今回の事故で不起訴となった理由が気になるところ。

警察からの48時間以内の送検や、検察の24時間以内に起訴か保釈以外に、不起訴となる条件としては、以下の3つも挙げられますが、わざわざライブ配信の映像記録がSNSで拡散されているにも関わらず、「嫌疑なし」「嫌疑不十分」に至った経緯が知りたい所です。

●嫌疑なし:捜査の結果、加害者が事故の犯人ではないことが明白な場合

●嫌疑不十分:犯罪の疑いがあっても、起訴して有罪を立証するための証拠が不十分な場合

●起訴猶予:犯罪の嫌疑が十分でも、加害者の性格や状況、犯罪の軽微さ、被害回復の状況などを考慮して、検察官が起訴を見送る場合

2ページ目:今回の釈放・不起訴について、イタリア在住ブロガー/コラムニストも強く批判