トヨタ新型センチュリークーペはまさかの「前後スライドドア」採用！ティーザー画像から判明したFRベースの可能性。レクサス次期LS「六輪ミニバン」、次期カローラの「ハンマーヘッド＆肥大化」も
トヨタが新プロジェクト発表後、ジャパンモビリティショー2025に関する概要を公開！
2025年10月13日(月)13時、トヨタが新プロジェクトに関する概要を明らかにし、更にジャパンモビリティショー2025(JMS2025)や東京オートサロン2026に向けたテレビCMを交えた新戦略、そして、2025年末にトヨタGTコンセプトをワールドプレミアすることを正式に発表しました。
https://creative311.com/?p=168806この発表後、トヨタは公式プレスリリースにて、ジャパンモビリティショー2025向けの画像のみの簡易的な出展概要を公開し、新型センチュリークーペ (Toyota New Century Concept)のティーザー画像追加に加え、レクサス新型LSコンセプト、トヨタ新型カローラ・コンセプト (Toyota New Corolla Concept)、そしてダイハツ新型ミゼットX (Daihatsu New Midget X Concept)のティーザー画像も新たに追加しました。
今回新たに公開されたティーザー画像では、トヨタが公開したテレビCMでは確認できなかった、新たな要素も明らかになったので、早速チェックしていきましょう。
トヨタ新型センチュリークーペ
まずは、今回のジャパンモビリティショー2025の最大の目玉モデルになるであろうセンチュリークーペ。
今回は量産モデルではなく、おそらくはコンセプトモデルもしくはプロトタイプモデルとして出展されるものと予想しますが、その見た目はセンチュリーSUVの派生版といったイメージで、スタイリングもまさしくスタイリッシュなクーペそのものに。
フロントフードボンネットには、パワーバルジの両サイドにダクトのようなものが設けられており、おそらくはピュアEVではなく内燃機関を搭載するモデルだと推測されますが、例えばセンチュリーセダンのように、V型8気筒ツインターボエンジン＋電気モーターを搭載するハイブリッド(HEV)モデルなのか、それともセンチュリーSUVのように、V型6気筒エンジン＋プラグインハイブリッド(PHEV)を採用するモデルなのかは不明。
プラットフォームベースはセンチュリーセダンの後輪駆動[FR]か
ただ、サイドビューから見た時のフロントアクスルの位置を見ると、センチュリーSUVの前輪駆動[FF]ベースとなるTNGA-Kプラットフォームではなく、センチュリーセダンの後輪駆動[FR]ベースとなるプラットフォームであることは間違いなさそう。
そう考えると、センチュリーセダンと同じV8＋ハイブリッド(HEV)の可能性も否定できませんが、昨今のトヨタの新型車の傾向から考えるに、センチュリーSUVのV6＋PHEVという可能性も考えられるかもしれませんね。
ドア開閉はまさかのスライド式！
そしてこのモデルで最大の驚きだったのが、ドア開閉方式。
てっきり横開き式のヒンジドアかと思いきや、まさかの前後スライドドアというとんでもないギミックを備えていました。
※個人的には、ロールスロイス・レイスと同じコーチドアを期待していましたが、それよりも更なる驚き
ただ、画像でも薄っすらと確認できますが、運転席側は横開きのヒンジ式のように見え、豊田CEOが所有するセンチュリーSUV GRMNのように、VIPが乗降りしやすいように、助手席側だけスライドドアにできるようなオプション設定がなされているのかもしれませんね(いずれにしてもとんでもない技術だな…)。
フロントマスクはセンチュリーSUVとほぼ同じ
ちなみに、真正面から見たセンチュリークーペがこちら。
フロントヘッドライト意匠やグリル意匠はセンチュリーSUVにそっくりで、いわゆるセンチュリー本来の威厳、威風堂々とある存在感を踏襲しつつ、スタイリッシュでスポーティなクーペに仕上げているのかもしれませんね。
ちなみにこちらが、センチュリーSUVのフロントマスク。
こうして見比べてみるとそっくりですね。
こちらはリアクォータービュー。
テールランプ意匠が何とも個性的な水平基調の4灯式ですが、こちらもセンチュリーSUVのデザイン言語をベース。
あとはCピラー付近に”鳳凰”のエンブレムが装着されていますが、このエンブレムだけで果たしていくらぐらいになるのやら…
センチュリーブランドの新たな存在価値を切り拓くモデルになるであろうセンチュリークーペ。
今回のJMS2025では、果たして具体的な発表・発売時期を明らかにするのか、それともパワートレインやボディサイズなどを明らかにするのみなのか…
おそらくセンチュリーSUV並みに購入が難しい一台だと思いますが、誰もが注目する一台だと思います。