マツダのJMS2025はやる気なし?目玉は僅か2車種のみで新型CX-5が欧州仕様展示で日本発売の遠い道のり。ICONIC SP再解釈?の「ビジョンモデル」に全てを賭けるのか

マツダの出展車両が国産メーカーの中で最も少なそうだ

2025年10月29日より、東京ビッグサイトにて開催されるジャパンモビリティショー2025(JMS2025)。

日本国内の自動車メーカーからだと、既にトヨタ/レクサス、ダイハツ、日産、ホンダが具体的な出展概要を明らかにしていますが、今回はマツダが出展概要を公開しています。

今回のマツダの出展テーマは「走る歓びは、地球を笑顔にする」で、技術革新と社会インフラ整備が進む2035年、マツダは豊かな地球に貢献すると同時に、「クルマが好き」「いつまでも運転を楽しみたい」という想いに応える内容となっています。

それは、走る歓びを通じて、持続可能な社会と、活き活きとする体験を両立させる、マツダが想い描く世界観ですを表現していくそうです。

なお展示では、このテーマを具現化した「ビジョンモデル」を世界初公開し、また走るほどにCO2を削減し、循環型社会の実現を目指すマツダ独自の「CO2回収技術」や「藻類由来のカーボンニュートラル燃料」などの展示を行うとのこと。

加えて、2025年7月に欧州にて初公開しされたフルモデルチェンジ版・新型CX-5も一般初披露されるとのことですが、どうやらこちらは日本仕様ではなく欧州仕様になるようです。


アイコニックSPの再解釈?「ビジョンモデル」とは

まず、今回のJMS2025の目玉モデルの一つになるであろうビジョンモデル。

このモデルについてマツダは、以下のようにコメントしていますが、現時点で詳細は明らかになっていないものの、2ドアスポーツクーペであることから、おそらくはアイコニックSP (ICONIC SP)の再解釈モデルだと推測。

マツダが志す「走る歓び」の未来を、あらゆる領域で体現したビジョンモデルを世界初公開します。

ちなみにこちらが、2023年10月のジャパンモビリティショー2023にて出展されたICONIC SP。

本モデルのコンセプトについては、マツダは以下のようにコメントしています。

「クルマが好き」という気持ち、「純粋に楽しいクルマがほしい」というお客さまの気持ちに応える、新しい時代に適合した、新しいジャンルのコンパクトスポーツカーコンセプトです。

マツダならではのコンパクトでレイアウトの自由度が高い2ローターRotary-EVシステムを採用し、走りの良さを想起させる低重心のプロポーションを実現しています。

搭載バッテリーは、再生可能エネルギー由来の電力で充電されると、実質カーボンニュートラル燃料での走行が可能となります。

また、鮮やかな赤の外板色「VIOLA RED(ヴィオラ・レッド)」は、“赤を大切にしたい”というマツダの想いをもとに、“前向きに今日を生きる人の輪を広げる”というマツダの企業理念を重ね合わせて創ったコンセプトカラーです。

こうしたコンセプトやテーマなどを拝見すると、もしかするとビジョンモデルも2ローターロータリーEVシステムを採用する可能性があり、マツダ本来の走りの楽しみ、そして走る歓びが体現されたモデルとなり得るかもしれませんね。

期待というよりもガッカリ?欧州仕様の新型CX-5

そして、今回のJMS2025のもう一つの目玉となるのが、フルモデルチェンジ版・新型CX-5。

日本での市販化も予定されている新型CX-5ですが、実は今回出展されるモデルは、日本仕様ではなくまさかの欧州仕様。

つまり、日本市場向けの市販化は「もう少し先」になることを示唆しているわけですが、その背景には2025年10月9日に、現行2代目となるCX-5の一部改良及び、特別仕様車XD Drive Editionが追加されたため、このことから「現行モデルを延命して販売する」ことは明確。

少なくとも、日本市場向けのモデル、もしくはプロトタイプに関しては、2026年1月の東京オートサロン2026まではお預け?ということも考えられるかもしれませんね。

ちなみに、マツダ公式は今回出展する欧州仕様の新型CX-5に関して、以下のようにコメントしています。

2025年7月に欧州にて発表した新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-5」。

これからの時代に適合し、お客さまの体験を拡げる利便性を備え、すべての乗員が快適にドライブを楽しむことができるクルマを目指しました。

ぜひ会場で、進化したCX-5の魅力をご体感ください。

他のJMS2025でのイベントに関して

マツダの出展概要に関する情報としては以上となりますが、まさかの2車種のみというのは驚きですね。

おそらくは、MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERやMAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rといった特別量販モデルも出展されるとは思いますが、あくまでも主役は前述の2車種ということなのでしょうね。

あと、個人的にはマツダ本社に出展している長安マツダが発売した新世代ピュアEVクロスオーバーの新型EZ-60を出展も良いのでは?と思ったりもします。

長安マツダにとって、EZ-6/MAZDA6eに続く共同開発モデルの第二弾になるため、仮に日本での市販化は無いにしても、マツダの技術力や先進技術の高さを上手く表現できる場だと思いますし、意外にもCX-5に続いて注目を集めるモデルかもしれません。

なお、この他のイベントに関する情報は以下の通りです。

Tokyo Future Tour2035

下肢に障がいをお持ちのお客さまも自分の意志で移動し行動できることを支援する、直感的に加減速が可能な手動運転装置を搭載した、福祉車両「マツダ CX-30 SeDV」を出展します。


Mobility Culture Program

「Mobility Culture ~合同展示~」に「マツダ RX-7」を、「Performance Zone 次世代燃料を用いた車両によるショーラン」にスーパー耐久シリーズ2025へ参戦している「MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept」(12号車)を、「ASV公道試乗会」に「マツダ CX-60」と「マツダ CX-80」を、それぞれ出展します。


Out of KidZania in JMS 2025

マツダのものづくりへのこだわりをお子さまに感じていただく職業体験として、「砂型鋳造・磨き・塗装職人の仕事」をご用意しています。

マツダの工場を再現した環境で、様々な職人の技を学びながら、ものづくりの楽しさや奥深さ、達成感を感じて頂けます。

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