英国ホンダが新型プレリュード (BF1)を発売!何と公式が0-100km/h加速時間を公表し「シビック e:HEVよりも遅い」ことを判明。価格は日本よりも割安に

(続き)英国向けホンダ新型プレリュードが発売される一方で、これまた話題になりそうな0-100km/h加速時間

引き続き、ホンダUKが公式発表した新型プレリュードとシビック e:HEVの0-100km/h加速時間について見ていきましょう。

プレリュードの0-100km/h加速は「8.3秒」、一方のシビック e:HEVは「7.8秒」

続いて、ホンダUKの公式ホームページを改めて見ていくと、実はシビック e:HEVの0-100km/h加速時間は「7.8秒」とのことで、プレリュードよりも0.5秒も速いデータであることが発覚。

決してプレリュードのネガティブキャンペーンを行っているわけではないのですが、ホンダ公式自ら「プレリュードよりもシビック e:HEVの方が加速性能が高い」ことを証明してしまうのは驚きでしたね。

おそらくホンダとしては、プレリュードは加速性能に注目するための車ではなく、ハンドリングやグランドツーリング、そしてNSXのような疑似的なブリッピングサウンドを楽しんでもらえるような、時代の変化に合わせた楽しむ車として売り込みたいのかもしれません。

私自身も、この車が納車されて1か月が経過し、既に1,500km以上走らせていますが、スピードを楽しむよりも、ちょっとした優越感や快適性、時にはワインディングでの安定したハンドリングを楽しむための車だと思っているため、この車に「過剰な速さを求める必要はない」と思っています。


2ドアクーペという特異なスタイルを持つと、どうしても「速い車」というイメージが付きまとう

2ドアスクーペという特性上、どうしても「クーペ=スポーツカー=速い車」というイメージが嫌でも付きまとうため、このプレリュードもそのカテゴリーに強制的に当てはめられてしまうのだと思いますが、ある意味で「スポーツカーの常識を変える車」になるのかもしれず、その要素として「快適性」や「燃費」などが真っ先に浮かびあがって来るんですね。

上の画像にもある通り、プレリュードで約335km走らせての区間平均燃費は「27.6km/L」と、トヨタ・プリウス並みの燃費性能を叩き出してくれますし、燃料タンク容量は40Lと少ないものの、それでも無給油900km以上は走ってくれるので魅力的。

関連記事にもある通り、無給油で900km走らせての満タン給油量が約38Lで、燃料の種類はレギュラーなのでガソリン代総額は約6,500円。

これは実際に所有して乗ってみないとわからない魅力でもあるため、「プレリュードは遅いからダメ」なのではなく、「プレリュードの魅力は速さ以外にあり、そのポテンシャルがまだ活かしきれていないのかもしれない」と考えた方が、今後の伸び代にも期待が持てるのかもしれませんね。

1ページ目:ホンダのイギリス法人が発表した新型プレリュードの価格は、日本向けに比べると割安?

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