【オーナーの身に何が?】約40年に渡り「48台」も集めた特別なフェラーリが全て競売に出品!ラ・フェラーリアペルタ/FXXなど、そのほとんどが「イエロー」

(続き)この世を去ったフェラーリコレクターが集め続けた、「48台」もの特別なフェラーリたちが競売に登場!

引き続き、故フィル・バックマン氏が約40年に渡って集め続けた特別なフェラーリたちを見ていきましょう。

具体的にどんなフェラーリモデルたちが出品されるのかチェック

せっかくなので、今回オークションに出品されるフェラーリモデルリストを、年式順で見ていきましょう。

【2026年1月に開催されるMecumオークションでのフェラーリ出品リスト】

■フェラーリ365 GTB/4デイトナ(イエロー・1973年式)

■フェラーリ365 GTB4デイトナ(レッド・1973年式)

■フェラーリ・ディーノ246GTS(ブラウン・1973年式)

■フェラーリ・ディーノ246GTS Chairs and Flares (レッド・1974年式)

■フェラーリ365GT4 BB(イエロー・1975年式)

■フェラーリ308GTB Vetroresina(レッド・1976年式)

■フェラーリ308GTB Vetroresina(グレー・1976年式)

■フェラーリ308GTB Steel(レッド・1976年式)

■フェラーリ308GTS(イエロー・1978年式)

■フェラーリ512BB(レッド・1978年式)

■フェラーリ308GTSi(レッド・1980年式)

■フェラーリ308GTS クアトロバルボーレ(イエロー・1984年式)

■フェラーリ512BBi(レッド・1984年式)

■フェラーリ512BBi(レッド・1984年式)

■フェラーリ400 GTi(レッド・1985年式)

■フェラーリ288GTO(レッド・1985年式)

■フェラーリ328GTB(イエロー・1989年式)

■フェラーリ328GTS(レッド・1989年式)

■フェラーリ・テスタロッサ(レッド・1989年式)

■フェラーリF40(レッド・1992年式)

■フェラーリF40(レッド・1992年式)

■フェラーリ348TBチャレンジ(イエロー・1994年式)

■フェラーリ512TR(レッド・1994年式)

■フェラーリF512M(イエロー・1995年式)

■フェラーリF50(レッド・1995年式)

■フェラーリF355スパイダー Serie Fiorano(イエロー・1999年式)

■フェラーリ550 バルケッタ・ピニンファリーナ (イエロー・2001年式)

■フェラーリ・エンツォフェラーリ(イエロー・2003年式)

■フェラーリ360チャレンジ・ストラダーレ(グリーン・2004年式)

■フェラーリ360チャレンジ・ストラダーレ(イエロー・2004年式)

■フェラーリ575M スーパーアメリカ(レッド・2005年式)

■フェラーリ575Mスーパーアメリカ(イエロー・2005年式)

■フェラーリFXX(イエロー・2006年式)

■フェラーリ612セッサンタ・テーラーメイド(ブラウン&イエロー・2007年式)

■フェラーリ430スクーデリア(イエロー×ブラウン・2009年式)

■フェラーリ430スクーデリアスパイダー16M(イエロー×ブラウン・2009年式)

■フェラーリ599GTO・テーラーメイド(イエロー&ブルー・2011年式)

■フェラーリ599SA アペルタ・テーラーメイド(イエロー&蛍光グリーン・2011年式)

■フェラーリ458スペチアーレ・アペルタ(イエロー・2015年式)

■フェラーリ・ラ・フェラーリ(イエロー・2016年式)

■フェラーリF12tdf(イエロー・2017年式)

■フェラーリ・ラ・フェラーリアペルタ(イエロー・2017年式)


■アルファロメオ8Cコンペティツォーネ(レッド・2008年式)

■アルファロメオ8Cスパイダー(イエロー・2009年式)

以上の通り、これら全て落札されたら、果たしてどれだけの金額になるのか、全く予想もつかないレベルの特別モデルばかり。


ラ・フェラーリとラ・フェラーリ・アペルタだけで総額15億円以上での落札が期待される

ラ・フェラーリやラ・フェラーリ・アペルタはもちろんのこと、FXXもラインナップされ、更には僅か413kmしか走られていないテスタロッサが存在するなど、まさに幻のモデルばかり。

ちなみに、ラ・フェラーリシリーズはどちらもイエロー系で、クーペは僅か253kmと全く走られておらず、オープンタイプのアペルタは154km。

これら2車種だけで累計15億円以上の落札額が期待できそう。

出品リストを見て驚かれた方も多いと思いますが、なかにはF40が2台出品されており、何れもボディカラーはロッソ・コルサのみ。

1台目は走行距離僅か734kmで、2台目は1,392kmとほとんど走られていません。

何れも300万ドル(日本円に換算して約4.6億円)以上のプレ値がつく見込みです。

こちらはレッドカラーのF50で、走行距離は僅か404kmのみ。

当然エンツォ・フェラーリもラインナップされ、こちらの走行距離は僅か1,038km。

ここ最近、高値での取引が続いている360チャレンジストラダーレも2台出品されており、こちらは何れも600km未満の走行距離となっています。

工場で唯一塗装されたFXXは10億円以上の価値?

こちらも注目すべきが、フェラーリのレーシングモデルとなるFXX。

何と、史上唯一「工場で塗装されたイエロー」の個体だそうで、予想落札価格は全くの未知(日本円で10億円超えの可能性も)。

こちらも、年々高騰している希少モデルの430スクーデリアスパイダー16M。

これまた珍しいイエロー×蛍光グリーンの599Sアペルタも出品され、走行距離は僅か277km。

これだけの特別なフェラーリたちが一挙に出品されるのは極めて稀なケースですが、その一方でフェラーリコレクターの年齢も高齢化していることを考えると、諸々の理由で一挙に手放すケースも多くなるのかもしれません。

1ページ目:48台全てのフェラーリを手放すオーナーの正体とは?

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