日産が次期ノートSUV (E14)の投入を示唆?2028年度以降の日本戦略と、北米で発表された新型エクストレイル (T34)/エクステラの導入時期を解説

日産が各市場に向けてのアプローチを発表!

2026年4月14日(火)の午前10時、日産が長期ビジョンに向けた新車・新型車を発表し、フルモデルチェンジ版・新型エクストレイル (Nissan New X-Trail, T34)/ローグ (New Rogue)やジュークEV (New JUKE EV)、更には新型エクステラ (New X-Terra)/次期スカイライン (New SKYLINE)もチラ見せ公開しました。

興奮冷めやらぬなかではありますが、日産はこの他にも、新たな市場アプローチも発表していて、各市場におけるアプローチ内容が中々興味深いものに。

特に日本市場においては、次期ノートをベースにしたSUVの展開を示唆する内容になっています。


日本市場向けのアプローチについて

まずは、日本市場向けのアプローチについて見ていきましょう。

ホームマーケットの日本は、次世代プロパイロットの導入やモビリティサービスの展開など、先進技術の実証をリードします。

同時に主力モデルのラインアップ強化も進めていきます。

2028年度以降には、コンパクトカーシリーズを新たに投入することで商品ラインアップをさらに強化し、2030年度までに55万台の販売を目指します。

また、若年層へのアプローチを強化することで、ブランド力と長期的な競争力の向上を図ります。

以上の通りとなります。

2028年に次期ノートをベースとしたSUVが登場か

この内容を見て真っ先に思ったのが、次期ノートの派生車種となるであろうノートSUV。

これは前回のブログでもお伝えした通り、現行E13ノート AUTECH CROSSOVERとは異なる、トヨタ・ヤリスクロス (Toyota Yaris Cross)を競合とする本当のSUVとしてラインナップされる可能性が高いということ。

おそらくは、次期ノートシリーズには新型キックス e-POWER (New Kicks e-POWER P16)に搭載されるであろう、排気量1.4L 直列3気筒自然吸気エンジン+第三世代シリーズハイブリッド e-POWERがベースになると予想。

この新世代ハイブリッドをベースに、次期ノートSUVにも搭載されるのであれば、燃費性能や走行性能含めて商品力は格段に向上するでしょうから、まさにヤリスクロスを対抗とするダークホースになりそうですね。

アメリカ市場向けのアプローチについて

続いて、アメリカ市場向けのアプローチについて見ていきましょう。

米国は、安定的な収益を確保し、持続的な成長を支える基盤であり、2030年度までに年間100万台の販売を目指します。

米国の市場戦略は、大型車でのリーダーシップと、高い現地化率に支えられた強固な生産基盤に基づきます。

次世代「ローグe-POWER」やV6エンジンとV6ハイブリッドを搭載する「エクステラ」を始めとするフレーム車で商品力を強化し、DセグメントSUVではお客さまのニーズが高いV6エンジン仕様を維持します。

EVへの投資は、お客さまの動向と政策の変化を見極め、規律を保ちながら柔軟に対応します。

インフィニティは今後も新型モデルを投入し、ブランドと収益性を高めていきます。

以上の通りとなります。

アメリカ市場も次期ローグ/エクステラと忙しくなりそうだ

アメリカ市場向けに関しては、今回の長期ビジョンで正式公開された新型ローグ (日本名:T34エクストレイル)の第三世代シリーズe-POWERがラインナップされることが確定し、こちらは2027年の導入を予定。

加えて、新型エクステラはV6エンジンをベースにしたハイブリッドが採用される予定ですが、こちらは2028年の導入を予定しています。

インフィニティブランドも手を緩めない

もちろん、これらのモデルだけでなく、日産公式は北米専売ブランドのインフィニティについても言及していて、2026年に投入予定の新型QX65に加え、新たな中型ハイブリッドSUV、走りを重視したV6セダン、ならびに2車種の大型ハイブリッドSUVを含む、計4モデルの投入で活性化を図ることも明らかにしています。

こうしてみると、日産は2026年~2028年にかけて数多くの新車・新型車を導入することが明確ですし、ようやく競合他車に猛追するような魅力あるモデルのラインナップに期待できそうです。

2ページ目:日産が中国市場やメキシコ/中東市場に向けたアプローチ内容もチェック