日産の新型ジュークEVに隠された「モールス信号」の謎。充電ポートに刻まれた隠れたメッセージと、遊び心から見える日産のブランド哲学
日産が発表した新型ジュークEVは、細かく見ていくと「隠れ要素」が色々見えてくる
2026年4月14日、日産が長期ビジョンにおける新商品の発表会を開催し、このイベントではフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル (Nissan New X-Trail, T34)/ローグ (New Rogue)や、新型ジュークEV (New JUKE EV)、更には先行画像として新型エクステラ (XTerra)と新型スカイライン (New SKYLINE, RV38?)が公開されました。
前回のブログでは、新型エクストレイル (T34)のエクステリア画像を中心にインプレッションしていきましたが、今回は新型ジュークEVのエクステリアをインプレッション。
実際に細部のデザインを見ていくと、実は日産の隠れデザインが確認でき、そのデザインが「ジューク」であることを主張する、何ともユニークな工夫が施されていました。
一体どのような隠れデザインがあるのか?チェックしていきましょう。
まさかのこのまま市販化に持ち込むとは…新型ジュークEVのエクステリアをチェック!

こちらが今回、欧州向けとして世界初公開された新型ジュークEVのエクステリア(日産公式ニュースリリースより引用)。
このモデル、まだコンセプトカー止まりだったり、初期タイプのプロトタイプモデル止まりなのか?と思っていましたが、よ~く見てみるとフロントバンパー部分に「クリアランスソナー」が設けられているんですね。
これにより、今回公開されたデザインはコンセプトカーでもなければ、初期タイプのプロトタイプでもない、公道走行を想定した完全な量産モデルとして発表されたわけですね。
まさかここまで奇抜でぶっ飛んだデザインを量産仕様として設定してくるとは…
元々ジュークは奇をてらったデザインで有名ですが、その伝統とテイストを守り続け、しっかりと現代を先取りする技術力は変わっていないんですね。
しかもボディカラーも、中々普通の車を好まない方向けの蛍光グリーンを設定してくるところに、日産の遊び心であったり、ジュークというブランドを大事に継承していることが確認できます。
まさかジュークEVに「モールス信号」の記号が採用されるとは…

そして、今回出展された車両で一番の驚きとユニークさ、そして日産らしさを演出してくれたのが、右側フロントフェンダーに設けられた充電リッド(蓋)のデザイン。

こちらの画像で見ていくと、赤丸部分に、何やら謎のエンボス加工が施されているように見えますね。

更に間近でて見てみるとこんな感じ。
実はこの凹み部分、モールス信号と呼ばれるもので、短い音・光(短点「・」=トン)と、長い音・光(長点「-」=ツー)の2種類の組み合わせで、アルファベットや文字を表現する通信方式になっているんですね。
それではこのモールス信号、具体的にどういった意味を持つのでしょうか?
モールス信号の意味も「日産らしい」
こちらの新型ジュークの動画でも、一番最初にモールス信号が流れていますが、その意味は以下の通り。
「・・ 」
「・- /--」
「--/・ 」
「・---」
「・・- 」
「-・-」
「・」
少し分かりづらいですが、モールス信号が上のように流れていましたね。
これはローマ字に変換していくと…
「I AM ME JUKE」となり、「I am me, JUKE. (私は私、ジュークだ)」という意味になります。

まさか充電ポートのあるリッド部分に、自分自身がジュークEVであることをアピールするモールス信号を設けるなんて…
このあたりの粋な演出であったり、その演出を少し分かりづらく見せているのも日産らしいところ。
「あれっ?このデザインって何なんだろう?」と興味を持たせるきっかけにも繋がりますし、「この車、他にも色んな仕掛けがあるかもしれないな…」とワクワクさせてくれる部分もありますから、そういった意味では日産の演出は大成功だと思います。
