スズキ新型ジムニーノマド (1型)で往くワインディング。1,600km走らせて分かった「高扁平タイヤの悦び」と、雨天時に露呈する安全装備への不満
ジムニーノマドは、乗れば乗るほどに良さと魅力が伝わってくる
2025年12月に私に納車されて、もうすぐ4か月が経過するスズキ新型ジムニーノマド (Suzuki New Jimny Nomade, 1型) FC [4AT/4WD]。
走行距離も、ようやく1,600kmを突破したわけですが、そろそろこの車で長距離移動に挑戦してみたいところ。
ただその前に、私が定期的に利用するワインディングやちょっとした山道で、ジムニーノマドの走りをチェックしてみたのですが、これが思いのほか「走りが楽しい」と感じていて、投機目的だけでなく「走りの楽しさを求めている方」には刺さる一台だと確認。
具体的にどういったところに魅力があるのか?
一方で、ちょっと不満に感じている部分も見ていきましょう。
ジムニーノマドの極厚タイヤによる踏ん張りは、低扁平タイヤでは味わえない楽しさがある

まずは、ジムニーノマドの走りについて見ていきましょう。
本モデルに装着されているタイヤは、15インチのブリヂストン製デューラーH/L (BRIDGESTONE DUELER H/T)が装着され、タイヤサイズは195/80R15 96Sと扁平率高め。
タイヤ幅が195mmと短めなので、グリップ力としては低めではあるものの、個人的にお気に入りなのが扁平率の高さによる「タイヤを潰す」ような感覚。

グリップ力というよりも、タイヤに荷重をかけることのできる余裕が安心感に繋がっているため、この点は昨今の大口径化&低扁平化されたSUVであったり、スポーツカーでは中々体感できないポイントなのですが、ジムニーノマドでは、この走りが昨今のSUVには無い魅力の一つになっています。
もちろん、オフロードや悪路、あまり舗装されていない道路で活かされる要素ではあるものの、ワインディングメインのオンロードでも十分走りとして活かされるポイントになっているため、私的には今回のワインディングでの走りを検証して「良かった」と思えるポイントでした。
見晴らし良好とまではいかないが、タイヤの接地感は掴みやすい

続いて、運転席から見た時の見晴らしであったり、タイヤの接地感についても見ていきましょう。
これはあくまでも私個人のフィーリングであり、身長182cmという体格も関係していると思いますが…
ジムニーノマドの場合は、シート位置を上下昇降するようなアジャスター機能が備わっていないため、どうしても運転席に座ったときのアイポイントであったり、フロントウィンドウの見晴らしはそこまで良くない印象です。
だからといって、運転席に座ったときに天井に頭が当たるわけでもないため、車内がタイトで狭いというわけではないのですが(厳密には若干狭いですけど…)、それ以上に驚きだったのがタイヤの接地感がわかりやすいということ。
タイヤの接地感がわかりやすく、それでいて車幅感も掴みやすい

特に、運転席からだと遠い左フロントタイヤの接地感については、走っているときの振動に加えて、どの辺りでタイヤと路面が接しているのかがイメージしやすく、それによって車幅感が掴みやすいんですね。
ちなみに、私が他に所有するトヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota Land Cruiser 300)やレクサスLX600といったラダーフレームを採用するSUVだったり、ホンダ・シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)といったスポーツカーだと、なぜかフロント左側のタイヤの接地感は掴みづらいんですよね…
この明確な違いがわかると良いのですが、もしかすると運転席から見下ろしたときの地面との距離感であったり、左フロントタイヤに適度に伝わってくる振動が(その振動も決して不愉快なものではない)、他の車種に比べて優れているのかもしれません。
