次期R36 GT-Rは100%電気自動車にならない!日産幹部が明かすパワートレインの真相と、自らの愛車でもあった「シルビア復活」への熱き想い
まさかの新型R36 GT-Rの一部パワートレインが判明
2026年4月14日に開催された、日産の長期ビジョンにおける新商品発表会について。
この発表会のなかで日産CEOであるイヴァン・エスピノーサ氏は、フルモデルチェンジ版・新型R36 GT-Rの開発を継続していることを明らかにし大きな話題となりました。
そんな次期R36 GT-Rについて、SNSやネットニュースのコメント欄では、「ハイパーフォース・コンセプトのように全個体電池が搭載されるのか?」「引き続きV6ツインターボエンジンが搭載されるのか?」「ハイブリッドモデルになるのか?」といった噂や憶測が流れていました。
そして今回、海外カーメディアmotor1.comが日産幹部に取材したところ、何と一部パワートレインが判明しました。。
日産幹部「次期GT-Rが電気自動車になることは、絶対にあり得ない」

今回の次期R36 GT-Rに関するパワートレインの取材について、日産CEOであるイヴァン・エスピノーサ氏に直接インタビューしたものではなく、日産のグローバル製品戦略責任者であり、次期R36 GT-Rの企画立案における中心人物であるリチャード・キャンドラー氏。
つまり、次期R36 GT-Rの多くを把握している重要人物となるわけですが、彼の説明によれば「次期GT-Rは100%電気自動車(BEV)にはならない」と明言したとのこと。
これまでのところ、電気スポーツカーはそれほど人気が出ていないと思います。
バッテリー技術がさらに進歩すれば人気が出るでしょうが、現在のリチウムイオン電池ではGT-Rのような製品を作ることはできません。
次世代の車にバッテリーを使うつもりはありません。絶対にありえません。
以上の通り、何とも想定外の発言と情報が得られたわけですが、日産としては内燃機関を搭載したモデルこそ、スポーツカーに相応しいと考えているのかもしれません。
排ガス規制を満たすためには、ハイブリッドは避けられない

とはいえ、アメリカ以外の地域における現代の排ガス規制を考えると、100%内燃機関として採用することは極めて困難なため、以下の通り「ハイブリッド仕様のR36 GT-Rは避けられないだろう」と付け加えたとのこと。
排出ガス規制のため、GT-Rは当然ながらある程度電動化する必要があるでしょう。
電動化への期待はごく自然なことですが、バッテリーが制約要因となっています。
バッテリーの化学組成は、GT-Rの要求を満たすほどまだ十分ではないのです。
このハイブリッド仕様というのは、いわゆるマイルドハイブリッドシステムとなるのか、エンジンを発電機として活用し、充電されたバッテリーからモーター駆動へと切り替えるシリーズハイブリッド e-POWERとなるのかは不明ながらも、何れにしても内燃機関特有の「ガソリン臭さ」「ガソリン車として煩さ」「ガソリン車特有のエンジンレスポンス」を体感できる可能性が残っているのは魅力的。
やはりエンジンベースはR35と同じVR38DETTか

そして気になるベースとなるエンジンですが、これに関する詳細は不明ながらも、日産の現状の立ち位置を考えると、R35 GT-Rに搭載された排気量3.8L VR38DETT型V型6気筒ツインターボエンジンの改良型が最も濃厚。
ただし、先ほどの通り排ガス規制や騒音規制といった環境性能を考慮すると、中々現実的ではないかもしれません。
そういった意味も込めて「ハイブリッドは避けられない」のだと思われますが、もしもVR38DETT型が採用された場合、このモデルを求めるユーザーも間違いなく多いのではないかと思われますし、まさにトヨタGR GTや、ホンダNSX Type-Sに真っ向から勝負するスポーツモデルとなるでしょうね。
