日産の次期スカイラインは「走りのスポーツセダン」へ原点回帰?伝統の丸形4灯復活とV6ツインターボ×6速MT設定の噂を追う。最新の工場出荷目途も公開
やはり日産の次期スカイラインには期待せざるを得ない
2026年4月14日、日産が長期ビジョンにおける新商品を発表し、フルモデルチェンジ版・新型エクストレイル (New X-Trail, T34)/ローグ (New Rogue)、そして欧州市場向け新型ジュークEV (New JUKE EV)を実車世界初公開しました。
これに加えて日産は、将来的に市販化される新型エクステラ (New XTerra)に加えて、日本でも発売が決定した新型スカイライン (New SKYLINE, VR38?)のティーザー動画及び画像を公開し、大きな話題となりました。
今回は、そんなサプライズ発表された新型スカイラインの深堀りと、現時点で噂されている仕様のおさらい、そして日産公式が更新した最新工場出荷目途を見ていきたいと思います。
2027年、日産が最も注目されるであろう新型スカイライン

まずは、2027年に発売予定となっている、日産の新型スカイラインから見ていきましょう。
現時点で具体的な型式は明らかになっておらず、全くの新しい型式となるフルモデルチェンジなのか、それとも既存ラインナップをベースにしつつ、フェアレディZ (New Fairlady Z, RZ34)のように、ビッグマイナーチェンジ及びリファインモデルとして登場するかは不明。
フロントマスクは、スカイラインGT-R (ハコスカGT-R)を彷彿とさせるレトロフューチャーな顔つきで、LEDデイライトは両サイドが縦基調に点灯する2灯式。
ヘッドライトレンズ自体は、水平基調となる可能性が高そうですが、いわゆる単眼タイプとなるのか、それとも昨今の日産の電動モデルで見られるような三眼LEDヘッドライトが採用されるかまでは不明。

そしてこちらは、リアクォータービュー。
テールランプは、伝統の片側2灯式の丸形テール意匠を採用しつつ、リアクォーターパネルには”SKYLINE”のネームバッジを貼付するという大胆かつ新しいデザイン。
ティーザー画像なので少しわかりづらい部分はありますが、ドア枚数は4枚のセダンタイプといったところで、しかしスタイリングは、ファストバック寄りの「4ドアクーペライクセダン」となる可能性が高そうです。
ちなみに、現代の4ドアセダン&ファストバッククーペスタイルといえば、トヨタ現行クラウンセダンかと思われますが、このスタイリングに近づきつつも、日産らしいスポーティスタイルを採用してくる可能性が高そうですね(日産CEOのイヴァン・エスピノーサ氏も”スポーツセダン”と明言している)。
なおパワートレインやプラットフォーム、トランスミッションなどについては、日産公式からは何も明かされなかったものの、一部カーメディアが報じている情報では以下の通り。
【(2027年)新型スカイラインの改良・変更内容一覧(ベストカーさん予想)】
■プラットフォームはV37と同じくFR-Lプラットフォームを流用
■フルモデルチェンジという扱いにはなるものの、フェアレディZ (RZ34)のようにリファインタイプになる可能性が高い(RV37 → RRV37型?)
■駆動方式は後輪駆動[FR]のみ
■ボディサイズは全長4,780mm×全幅1,850mm×全高1,430mm、ホイールベース2,850mm
■足回りのサスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク
■パワートレインは、排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、2種類のスペックをラインナップし、最後の純ガソリンエンジン搭載型のスカイラインになる模様
・エントリーグレード:最高出力304ps/最大トルク475Nmを発揮
・上位グレード:最高出力405ps/最大トルク400Nmを発揮▲第三世代e-POWERの搭載予定は無し
■最新の排ガス規制に対応
・冷間時のNOx対策
・EGR(排ガス再循環)制御の最適化
・OBD(故障診断装置)の強化 等■トランスミッションは9速ATと6速MTの2種類をラインナップ
■RRV37スカイラインNISMOも計画中?
■予想価格は700万円から
■予想登場時期は2027年夏頃
上記は、あくまでもベストカーさんの予想になりますが、一部海外カーメディアでも排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、フェアレディZ (RZ34)のように6速MTと9速ATが準備されるとの情報もあるようです。
先進技術のスカイライン?それともスポーティな走りのスカイライン?

予防安全装備プロパイロットについては、V37スカイラインのように、ハンズフリータイプのプロパイロット2.0が採用されたことを考えると、次期スカイラインでも導入する可能性が高そうですが、今回のスポーツセダンの方向性を考えると、「先進性に富んだセダン」というよりも、「スポーティな走りに振り切るスポーツセダン」というイメージが強め。
日産がどのようなテーマで次期スカイラインを仕上げていくのか興味深いものがありますが、まずはこの時代に、日産がここまでの魅力的なセダンを作り上げ、しかも日本市場向けとして販売していただけるところに感謝です。


