日産の名車「テラノ」をPHEVで復活へ。北京モーターショー2026でコンセプト2車種を世界初公開。「1年以内」の量産化を明言し、トルク800Nm超の可能性も
日産が中国・北京モーターショー2026にて、市販予定のPHEVモデル2車種を発表!
2026年4月24日の午前10時50分、中国にて開催されている北京モーターショー2026にて、日産が新世代コンセプトカー2車種と、ピュアEVクロスオーバーとなる新型NX8の3車種を公開しました。
今回、日産から発表されたコンセプトカーは、何と旧世代オフロードクロカンのテラノ PHEV コンセプトと、アーバンSUV PHEV コンセプトの2車種。
何れもプラグインハイブリッド(PHEV)であることがポイントで、単なるコンセプトカーで終らせることなく、「今後1年以内に市販化を発表する」モデルに仕上げられているのも注目だと思います。
新型NX8含めた3車種が世界初公開

こちらが今回、日産が北京モーターショー2026にて世界初公開したテラノ PHEV コンセプト (左)と、アーバンSUV PHEV コンセプト (右)、そして新型NX8 (真ん中)となります。
左側のテラノ PHEV コンセプトは、日産にとって象徴的なネーミングを復活させるモデルとなっていて、最新のプラグインハイブリッド(PHEV)技術を搭載し、日産が培ってきたオフロードでの高い走行性能を継承。
本モデルは、アウトドアでの走破性と都市部での快適な通勤という、二つの顧客ニーズに応える一台となっています。
一方のアーバンSUV PHEV コンセプトですが、こちらは中国の若い顧客をターゲットに開発したモデルだそうで、真ん中のNX8や日産の将来のSUVラインアップに通じるデザイン要素を取り入れ、先進的な電動化技術を採用し、都市部での日常走行に適した性能を提供しているそうです。
新型テラノ PHEV コンセプトが物欲を刺激する

ここからは、各コンセプトカーをインプレッションしていきましょう。
まずは、今回の目玉ともいえるテラノ PHEV コンセプト。
その名にある通り、日産が過去に販売したオフロードクロカンのテラノを彷彿とさせるような、まさに過去と未来を繋ぐレトロフューチャーモデル。
テラノの特徴でもある「3スロットグリルをLEDに」仕立てることで、一気に現代的なモデルへと進化。

具体的なボディサイズであったり、パワートレインなどは一切明らかになっていないものの、その伸びやかなロングボディスタイルは、ランドローバー・ディフェンダー110を意識させるほどの大きさ。
2列5人乗り…というよりは、どちらかというと3列7人乗りのクロカンモデルのようにも見えますが、おそらくプラットフォームベースはラダーフレーム構造になるのではと予想しています。

真正面から見てみるとこんな感じ。
スロットグリル風のLEDデイライトが何ともインパクトがあり、しかし電動モデルの中に秘めたる内燃機関のようなガソリン臭さもイメージさせる無骨スタイルなので、幅広い層から愛されそうな一台(っというか、日本でも市販化してほしい…)。
日本国内では、ラダーフレーム構造を採用するモデルは、トヨタ・ランドクルーザーシリーズであったり、スズキ・ジムニーシリーズ、そして2026年秋頃に発表される三菱の新型パジェロなど、まさにこれらのモデルにも対抗できるほどの商品力に仕上げられるのではないかと記載されます。
デザイナーのセンスが光る!背面タイヤを背景にして”NISSAN”ロゴ風に

こちらはリアエンド。
背面タイヤ/スペアタイヤをセンターバーで囲い込み、更にバー中心に”NISSAN”のレタリングバッジを追加することで、まるで日産ロゴを仕立てるようなオシャレデザインなのもユニーク。
おまけに、リアテールランプも日産ロゴの背面円形をイメージさせるかのように、縦基調ではなく円弧に沿うようなLEDテール意匠に仕立てているのも、日産デザイナーのセンスが光るところですね。
パワートレインは、フロンティアプロと同じ可能性も?

現時点で、このテラノ PHEV コンセプトのスペックがどれほどのパワフルなパフォーマンスを提供してくれるのかは不明ながらも、個人的な予想として、既に中国で発表されたピックアップトラックのフロンティアプロ (New Frontier Pro)のプラグインハイブリッドがベースになるのでは?推測。

ちなみにこちらが、鄭州日産より発表されたフロンティアプロ。
本モデルは、これだけの重厚感のあるピックアップトラックでありながら、エンジンは排気量1.5L 直列4気筒ターボチャージャー付エンジンを搭載し、トランスミッションに搭載された高出力電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドを採用しています。
これにより、システム総出力408ps以上/システムトルク800Nmを発揮するため、重厚感のあるピックアップトラックにはピッタリのスペック。
おまけに、EV走行時の最大航続距離は165kmなので、実用性としても十分高く、特に通勤で使う場合はほぼほぼガソリンを消費しないというメリットも。

仮にこのスペックが、テラノ PHEV コンセプトにも流用されるのであれば面白そうですし、結構現実味のある内容だと思うんですね。
何れにしても、日産からこういったワクワクする車が登場することが、市場を大きく沸かせることに繋がるため、今後の日産に期待したいですね。

