生誕90周年。実はトヨタより歴史あるビュイック新型センチュリーが北京モーターショーで公開。レクサスLM500hを超える巨体と豪華絢爛な2列4人乗り仕様の全貌
実はトヨタ・センチュリーよりも、ビュイック・センチュリーの方が歴史は古い
2026年4月24日より、中国にて開催の北京モーターショー2026にて、中国専売ミニバンとなるビュイック新型センチュリー (Buick Century)のマイナーチェンジ版が発表されました。
センチュリーと聞くと、「中国がトヨタ・センチュリーの名をパクったか」と思われる方も少なくないかもしれませんが、実はセンチュリーの歴史が古いのはビュイックの方なんですね。
今回は、そんなビュイック・センチュリーの歴史を確認しつつも、今回のマイナーチェンジ版・新型センチュリーの内外装デザインもチェックしていきましょう。
その歴史は90年…1936年にセダンタイプとして販売された初代センチュリー

こちらが、ビュイックが1936年に発表・発売した初代センチュリー。
何と2026年で、ビュイック・センチュリーは生誕90周年を迎えるんですね。
年式を見て驚かれた方も多いと思いますが、実はトヨタ・センチュリーは1967年から始まったため(生誕59周年)、ビュイック・センチュリーは30年も先輩なんですね。
中国では現在、ラージサイズミニバンとしてラインナップされていますが、元々はアメリカ向けとしてセダンを主流にして販売されていました。
っというのも、ビュイックは元々ゼネラルモーターズ(GM)のビュイックブランドとして地位を確立していたため、その流麗且つ上品なスタイリングは、ロールスロイスのような高級セダンそのもの。
ちなみに当時のモデルとしては、4ドアセダンだけでなく、2ドアクーペや2ドアコンバーチブル、4ドアフェートンといった様々なボディスタイルをラインナップし、プラットフォームは後輪駆動[FR]ベースとなるGM・Bプラットフォームが採用されていました。
パワートレインは排気量5.2L 直列8気筒自然吸気エンジン(最高出力165hpを発揮)と、まさにアメ車らしい「排気量で走らせてナンボ」のスペックとなっています。
中国向けのセンチュリーは、セダンからミニバンへ、FRからFFベースへと変更

そしてこちらが、今回2026年4月24日に中国・北京モーターショー2026にて発表され、同月28日に発売される新型センチュリー(中国カーメディアAutohomeより引用)。
ビュイックは、2000年代前半から中国市場での人気が爆発し、プレミアムブランドとして中国市場を中心にラインナップ。
そのため、現在は上海汽車(SAIC)との合弁企業として現地生産・販売が行われているわけですが、今回のセンチュリーというモデルは、元々ビュイックにてラインナップされていたラージサイズミニバンGL8の更なる上位互換モデル。
日本向けのミニバンでいえば、GL8がトヨタ・アルファード (Toyota ALPHARD)/ヴェルファイア (VELLFIRE)に相当し、センチュリーがレクサスLM500hに相当するような、そんなすみ分けになります。
なお、マイナーチェンジ前となるセンチュリーは、2022年11月に発売されているため、そこから約3年半という期間が経過したタイミングでの改良及びアップデートとなります。
シートレイアウトは、3列7人乗りと2列4人乗りの2種類

色々と説明が長くなってしまいましたが、今回発表されたセンチュリーは、中国市場専売のラージサイズミニバンで、駆動方式は前輪駆動[FF]がベース。
日本でいえば、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアやレクサスLM500h、日産の新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)、ホンダ・オデッセイ (Honda ODYSSEY)に相当するモデルとなります。
今回のマイナーチェンジでは、内外装デザイン自体は大きな変更もなく、シートレイアウトも3列7人乗りと2列4人乗りの2種類をラインナップ。
そしてパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドの一択のみとなります。

