欧州で進化したトヨタ新型ヤリスクロス。ハンマーヘッド意匠と12.3インチ液晶メーターは日本にも来る?豪華装備の裏に潜む「大幅値上げ」の懸念
欧州で発表されたマイチェン版・新型ヤリスクロスの商品力は、BセグメントSUVとは思えないほどに豪華
2026年2月20日に発表され、同年3月2日に発売されたトヨタの一部改良版・新型ヤリスクロス (Toyota New Yaris Cross)。
今回の一部改良では、8インチ → 10.5インチへと拡大されたディスプレイオーディオが搭載される一方で、内外装デザインの大幅な変更は無し。
しかも、上位グレードHEV Zにてメーカーオプション扱いだったトヨタチームメイト・アドバンスドパークだったり、パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)が廃止になるなど、どちらかというと改良よりも改悪の割合の方が高いように感じられます。
その一方で、欧州では2026年4月16日にマイナーチェンジ版の内外装デザインを先行公開し大きな話題となりましたが、デザインの好みが大きく分かれているようです。
ボディ同色グリルに変化したヤリスクロスは、日本でも採用されるのだろうか?

こちらが、欧州市場向けとして先行初公開された、マイナーチェンジ版・新型ヤリスクロス。
注目ポイントとしては、フロントアッパーグリルが新型RAV4やカローラクロス (New Corolla Cross)のように、ハニカムメッシュのボディ同色グリルへと変更され、更にヘッドライトレンズはそのままながらも、ハンマーヘッドを彷彿とさせる”コ”の字型LEDデイライトが採用されています。
あと画像では確認しづらいのですが、リアテールランプ意匠自体は特に変更無いものの、リアウィンカーは水平基調のLEDが”点滅”するのではなく、流れるタイプのシーケンシャルウィンカーが採用されました。
この流れは先代C-HRにもあったため、トヨタとしてもその流れを汲んでのマイナーチェンジだったのかもしれませんね。
マイチェン版ヤリスクロスのフロントマスクは、発表後に批判的な意見も多かったが…

本モデルが発表された当初は、SNSやYouTubeでも「またボディ同色グリルか…」「トヨタのハンマーヘッドを無理やりねじ込んだような、面白みのないデザインだな」といった、批判的な意見が多く見られましたが、発表から10日以上が経過した時点だと、意外と本モデルに関する否定的な意見は少な目。
おそらくデザインに見慣れたから?なのか、改めて見直してみると「意外と悪くない」「ボディ同色グリルやハンマーヘッドは、トヨタのアイデンティティなので、むしろ似合っているのかもしれない」といった意見へと変わっているのかもしれません。
あと、個人的に印象に残っているのが、足もとのアルミホイール意匠。

このダイナミックな18インチアルミホイールですが、BセグメントSUVでは少々珍しいマルチスポークタイプで、どちらかというとエレガント志向のSUVに採用されるイメージが強いんですね。
今回のような、アーバンタイプでモダンな雰囲気もあるヤリスクロスに対して、ここまで色んな意味で攻めたマルチスポークアルミホイールを見ると、ヤリスクロスのイメージを大きく変えたかった?のかもしれません。
日本向けにも、マイナーチェンジ版は採用される可能性がある?

そんな変化量の大きいヤリスクロスですが、個人的にやはり気になるのは、この欧州仕様のデザインが日本仕様でも採用されるのか?ということ。
2026年モデルに関しては、既に改良型が発売されているので、タイミング的にも2026年内のデビューは無いと思いますが、もしかすると2027年の春頃には、欧州仕様に倣ってボディ同色グリルやハンマーヘッドを採用するフロントマスクへと進化を遂げるのかもしれません。


