【独自】日産の新型エルグランド (E53)の0-100km/h加速時間は「8.8秒」。アルファード HEVを凌駕する加速性能と、収納容量の優位性を徹底比較

新型エルグランド (E53)は燃費だけでなく、加速性能も優れている

前回のブログにて、2026年7月中旬に発表・発売予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)の燃費性能や、航続可能距離について紹介しました。

本モデルに搭載される排気量1.5L ZR15DDTe型直列3気筒ターボエンジン+第三世代シリーズハイブリッドe-POWERだと、WLTCモード平均燃費は「16.8km/L」(e-4ORCE)と優秀で、燃料タンク容量は「67L」になるため、仮にカタログ燃費を維持できれば「最大で無給油1,100km」走れる計算になることもお伝えしました。

ラージサイズミニバンで第三世代e-POWER×四輪駆動[e-4ORCE]、燃料タンク容量の大きさ、そして航続可能距離の長さにおいては、競合モデルとなるアルファード/ヴェルファイアのHEV Z [E-Four]よりも優れていることもお伝えしましたが、実はこの第三世代e-POWERは、加速性能も優れていることをご存じでしょうか。

競合モデルのアルファードに比べて、果たしてどの程度の差があるのか見ていきましょう。


エルグランド (E53)の0-100km/h加速時間は8.8秒

第三世代e-POWERを採用することにより、燃費性能が大幅に優れているのもメリットの一つですが、それ以上に優れているのがパフォーマンス。

具体的には、システム総出力340ps程度で、システムトルク500Nm以上を発揮するため、この性能はレクサスIS500 F SPORT PerformanceやLC500等の排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジン相当のスペックになるわけですが、更に0-100km/h加速時間は「8.8秒」にて到達するとのこと。

エルグランド (E53)単体だと分かりづらいと思いますが、競合モデルとなるトヨタ新型アルファード HEV Z[E-Four]で「9.6秒」になるため、0.8秒も短縮されているんですね。

しかも、新東名高速道路で活用できるであろう中間加速100km/h~120km/hの加速時間においては、エルグランド (E53)が4.0秒に対し、アルファード HEV Zが4.4秒なので、ここでも0.4秒も短縮されているのはお見事。

実はプレリュードのCOMFOTモードよりも速いエルグランド (E53)

なお参考までにですが、我が愛車であるトヨタ・アルファード・ガソリンZ[2WD]にて、0-100km/h加速時間を計測したところ「13.09秒」で、第二世代e-POWERを搭載する日産セレナ e-POWER ルキシオン (Nissan Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]は「9.30秒」という結果になりました。

このことから、セレナ e-POWER (C28)よりも優れた加速性能を持つことは明らかですし、ラージサイズミニバンだから「重々しい出足・加速」というネガなイメージは解消される可能性がありそう。

そして、「ミニバンだから遅い」という先入観も、新型エルグランド (E53)をきっかけに払拭されるかもしれませんね。

あと、これはすんごい細かいことではありますが、ホンダ新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)の0-100km/h加速性能と比較すると、COMFORTモードで「10.04秒」なので、何気にプレリュードよりも速いという事実も。
※SPORTモードは「7.23秒」

レクサスLM500hの0-100km/h加速時間は8.2秒

あと、これは参考までにですが、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドを搭載するレクサス新型LM500h EXECUTIVE [DIRECT4]だと、0-100km/h加速時間は8.2秒。

意外と世間に知られていないLM500hの加速性能ですが、さすがにエルグランド (E53)でも、この加速性能には届かないものの、それでも十分競い合えるスペックであることは間違いないと思います。

2ページ目:新型エルグランド (E53)の2列目アームレストが格納式なのは、特別な理由があった?