日産の新型セレナ (C28)にアウトドア仕様「ロッククリーク」設定へ。実は約30年前に存在した伝説の特別仕様車「キタキツネ」の系譜を振り返る
セレナ・ロッククリークが追加されるのも意外だが、実は30年前に初代C23ベースのアウトドア志向モデルが存在していた
前回のブログにて、日産のアウトドア向けグレードとなるロッククリーク (Rock CREEK)が、現行エクストレイル (Nissan New X-Trail e-POWER, T33)以外にも展開されることをお伝えしました。
そのモデルとして、フルモデルチェンジ版・新型キックス e-POWER (New Kicks e-POWER, P16)と新型ルークス (New ROOX)、そして意外にも現行セレナ (New Serena, C28)に設定予定であることが明らかとなっています。
現時点で、セレナのどのグレードをベースに設定されるのか、ガソリンモデルとe-POWERの両方に設定されるのか、前輪駆動[2WD]と四輪駆動[4WD・e-4ORCE]の両方に設定されるのか、はたまた四輪駆動[4WD・e-4ORCE]のみに設定されるのかは明らかになっていません。
そんなセレナのアウトドア志向グレードですが、実は30年ほどに、既に初代セレナ (C23)をベースにしたアウトドア志向のグレードが存在していたことをご存じでしょうか?
初代C23セレナをベースにした特別仕様車「キタキツネ」とは?

こちらが、1994年に日産のカスタムグレードとなるオーテック (AUTECH)より販売された、アウトドア志向の特別仕様車となるキタキツネ。
このセレナ・キタキツネは、家族のアウトドアシーンを盛り上げる特別グレードで、外観は洗練されたデザインの「キタキツネ」専用グリルガードやリヤスポイラーを装着し、熱反射ハーフミラーガラスを標準装備。
内装は、遊び心を掻き立てる専用シート地&トリムを採用することで、レジャーシーンを更に楽しくさせてくれるようなワクワク感もあるとのこと。
なおシート地には、はっ水処理を施しているため、ちょっとした水遊びやウィンタースポーツ後でも、シートに染み付かないのは魅力的だと思います。
キタキツネの専用装備を画像で詳しくチェック

カタログの中身を見ていくと、キタキツネの特別仕様車では、「専用グリルガード無し車」と「専用グリルガード付車」の2種類がラインナップされていました。
ちなみに、専用グリルガード付車だと、アウトドア志向というよりも、オフロード感が増してラギッドな印象を与えていますし、どことなく三菱デリカD:5を彷彿とさせるものがあります。
あと、上の画像のセレナ・キタキツネに設定されるボディカラーとして、後にノートオーラにも現代的なカラーコードとして採用されているフォレストグリーンパールがラインナップ。
グレード構成としては、排気量2.0L SR20DE型直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルと、今現在は既に廃盤となっている排気量2.0L CD20T型直列4気筒ディーゼルターボエンジンのディーゼルモデルも設定されていたんですね。

そして、この他の専用装備としては以下の通りで、ここに「キタキツネ 雪ん子ぱっく」と呼ばれる更なるユニークなグレードもラインアップされていました(イメージキャラクターのキタキツネをデカールに設定しているところも、現代の日産では考えられないほどにポップ)。
★専用グリルガード
・オーバーライダー組み込み専用ステンレス製フロントグリルガード
・アルミ製フロントアンダーガード
・専用フォグランプ(CIBIE製オスカープラス)★専用ストライプ&ネーミングステッカー
★ルーフスポイラー(ハイマウントストップランプ組み込み)
★熱反射ハーフミラーガラス
★専用シート地(撥水処理)
★撥水処理トリム&フロアトリム
★専用シートタグ
[キタキツネ・雪ん子パック専用装備]
★フロントシートヒーター
★14インチスタッドレスタイヤ(195/70R14インチ)(ブリヂストン製EW11)
★雪ん子ぱっく専用ストライプ&ネーミングステッカー
★タイマー付き熱線リアデフォッガー(15分タイマー)
★サイドミラーヒーター
以上の通りとなります。
